茅の輪くぐりの設え 夏越祓の備え
過日、偶然にその準備を見ることができた。
烏丸中立売で立ち止まり、拝見させて貰った。和気清麻呂公の立像が印象的だ。
茅の輪が取り付けられていたのは、イノシシの狛犬で有名な「護王神社」である。
水無月の祓い by 五所光一郎
「茅の輪くぐり」の準備か完了した。
明日は、京都の各神社で「夏越祓」が執り行われる。
今年半年の罪穢れを祓い夏を越し、あと半年を厄除し無病息災に過ごしたいとの祈りである。
701年大宝律令の制定時に、宮中の行事として定められたものだ。
この茅の輪を三回、八の字にくぐるのである。
1 茅の輪の前に立ち軽く一礼。
左足でまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。
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2 茅の輪の前に立ち軽く一礼。
今度は、右足でまたいで輪をくぐり、右回りに回って元の位置に戻る。
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3 茅の輪の前に立ち軽く一礼。
今度は、左足でまたいで輪をくぐり、左回りに回って元の位置に戻る。
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4 茅の輪の前に立ち軽く一礼。
左足でまたいで輪をくぐり、まっすぐ神前まで進む。
二礼二拍手一礼の作法で参拝する。
命延ぶ というなり」(よみ人しらず『拾遺和歌集』)と唱えます。
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