立本寺の蓮の記憶
以前は自由に本堂に上がり常花も蓮台も拝見して帰ったことがあるが、
もう今は叶わないようだ。
不届き者のいる世間を考えれば、物騒な世の中なのだから、
これも当然のことである。
もう今は叶わないようだ。
不届き者のいる世間を考えれば、物騒な世の中なのだから、
これも当然のことである。
しかし
ここ立本寺(七本松仁和寺街道下る)の境内は、
60鉢を独り占めできる場所には変わりはない。
60鉢を独り占めできる場所には変わりはない。
それに乗じてか、この蓮を切り取って持ち帰った輩がいたという。
心無い人どころではない。地獄に落ちるしかないだろうに。
心無い人どころではない。地獄に落ちるしかないだろうに。
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一般的に花というものは、花が終わり実を結ぶ。
ところが蓮は、その花を咲かせるとき既に実を実らせ、
その終わりに既に種を残している。
ところが蓮は、その花を咲かせるとき既に実を実らせ、
その終わりに既に種を残している。
そして、その種は朽ちないといわれている。何の形容もいらない。ただ眺める。
観光寺院でない、そんな境内で時間をすごしてみませんか。
祇園祭の頃から、蓮の花は待っていてくれます。
猛暑の炎天下も、桜の葉の木立が居場所を作っていてくれます。立本寺を初めて知った方に、ここの大きな鐘楼には鐘が吊るされていません。
不思議でしょ。
日本国の鉄砲の弾などになったままなんです。
祇園祭の頃から、蓮の花は待っていてくれます。
猛暑の炎天下も、桜の葉の木立が居場所を作っていてくれます。立本寺を初めて知った方に、ここの大きな鐘楼には鐘が吊るされていません。
不思議でしょ。
日本国の鉄砲の弾などになったままなんです。
立本寺
602-8345 京都府京都市上京区七本松仁和寺街道上一番107
075-461-6516