日帰り温泉の食事メニューは・・・すみや亀峰庵
スーパー銭湯でもいいのだが、 プチ贅沢で食事のグレードを少し上げたいときは、「日帰り温泉」である。
近場で日帰り温泉となれば・・・・・亀岡湯の花温泉になる。
ならば、こんな「のどくろ」がいただける。
京都縦貫道路の千代川で下り、出雲大神宮にお参りしたので、 夕刻になった。
車中より電話を入れ、先に食事を取ることにした。
ロビーで冷茶をいただく、大きな窓に青もみじでプチリゾート気分になれた。
ダイニングに通される。
食前酒と先付け・八寸が運ばれる。
鱧寿司、芋茎胡麻煮、ほうずき玉子、木くらげしんじょう、絹多巻きはしゃこ、と、八寸は楽しい。
ぼたん鱧に冬瓜の椀物に続いて
向付の刺身は、すずきにまぐろだった。
自ずと冷酒が欲しくなる。
鰻豆腐にべっこう餡の上には、白髭ねぎに山葵を薬味にあしらっている。
きましたよ・・・ノドクロの塩焼き
近年もっとも高価なブランド魚となったノドクロは通称で、
水深100~200mくらいの深海に生息しているアカムツのことである。
アカムツといってもムツではなく、スズキ科に属するらしい。
アカムツといってもムツではなく、スズキ科に属するらしい。
口内が黒いことから、ノドクロとも呼ばれてる。
歯が鋭く、イカ類、小魚などを食べるからか、 白身ながら脂質が多く、
マグロに匹敵する栄養価だという。
冷し鉢には、京の夏野菜に、頬もほころぶ「すっぽんの煮こごり」である。
蓋をあけるときのヒンヤリ感も、碗のしずくも料理の内である。
まず牛蒡からである。やわらかい。
油物には、太刀魚がカリッと香り揚げされている。
衣の油加減とさっぱりした白身が、実によくマッチしていた。
青物は、プリップリのスナップえんどう
酢の物の登場である。
最近のお決まりのようにジュレ仕立だ、「炙り活蛸に黒胡麻ジュレ掛け」である。
ここまで来ると、丁度おくどさんの大釜で、ご飯が炊き上がるようだ。
炊きたての旨さにお替りをいただいた。
欲を言うと、二膳目にも、新しい香の物を出して貰えると、もっと嬉しくなる。
西谷羹に和梨三水の雄、幸水の甲州煮
デザートをいただけば・・・・すっかり夜の帳が下りていた。
昼間の疲れをラドンの湯に預け、露天で夜空を仰ぐ。
夜風にあたり、家路を急ぐこともない。
昼の疲れが癒えたら、30分もかからずに市内に戻れるのだから。
すみや亀峰庵 旬膳「瑞禾(ずいか)」
京都府亀岡市湯の花温泉
0771-22-0394
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