-目次- これが京都ラーメンだ
エキスパートが語る「京都ラーメン」のすべて
通なだけでは解けません。
真のラーメン好きはウンチク好き
「ラーメンが嫌い」と言う人にはそうそうお目にかかることがない。
「ラーメン」。この豊潤にして至福の響きを持ち、また廉価でもあり、庶民の口に実に身近なまさに国民食の王様。何人も、この魅惑の食物に抗う術を持たず、時に「無性に食べたなくなる」がゆえに、暖簾をくぐる。
折からの「ご当地ラーメンブーム」に勢いを借りるまでもなく、幸いにもこの京都という街に、ラーメン店は数多い。弊誌でも、過去何度かラーメン特集を企画した。その都度に「まだ店が増えるか」と驚く。京都におけるラーメンの文化的熟成度は上がりっぱなしなのである。中でも、近年特に反響を頂戴したのが’01年1月号であった。「専門的すぎるだろうか?」とも思われた対談が、意外にも実に好評を博した。そこで今回は京都ラーメン協議会(*注 2010年現在は協議会はありません。)なる組織を招聘し、5名の協議会メンバーによる対談を中心に編集した。それぞれで最強を自負するラーメンサイトを運営する者もあり、京都ラーメンを語らせれば右に出る者のない剛の者ばかりである。
エキスパートが長年蓄積したラーメンに対する含蓄と、そこから導き出された「京都ラーメンの定義」「最近の潮流」「最新推奨店」「新章・超最新店」「各々の忘れ得ぬ味」「寿がきや開発秘話」と特集は続く。
特集タイトルは、先に大評判となった(物議も醸したが)「京都検定」に名を借りてみた。これでもう何十軒も、何百軒ものラーメン店を行脚する必要はない。これにて、読者諸兄はひとまずラーメン上級者である。
the theory of KYOTO RA-MEN
とどまることを知らぬ進化と成長
「京都のラーメン」の定義とは?
the stream of latest KYOTO RA-MEN
その1
最新ラーメン店の紹介に向かうための、
協議会メンバーによる最近の潮流と考察。
where is the best performance now?
その2
京都ラーメンの新潮流はこうなった。
そして、最近最も美味いと思うラーメン店。
observed TAKEUCHI SHINJI
新章・超最新店。
~以来、一年の間に~
our eternal taste
ラーメンが食べたくなったらここへ行く。
僕たちが帰る、港のようなラーメン店。
SUGAKIYA story
寿がきや開発秘話、
「京都 豚骨しょうゆ」の味。
KYOTO RAMEN certifying examination
experts
KYOTO RA-MEN conference
ラーメン通な麺面