ど真ん中でいち早く京の春の始めを告げる
六角堂(正式名/頂法寺)
京都のへそ。へそ石のある烏丸六角の六角堂。京のど真ん中である。
その境内に御幸桜と呼ばれる枝垂桜がある。早咲きの桜で、毎年いち早く京都に春の始めを告げてくれる。
六角堂御幸桜の由来は、長徳2年(996年)、花山法皇の六角堂の御幸により西国三十三所観音巡礼が始まったことを受け、花山院前内大臣が六角堂の桜を見て詠んだ「世をいのる春の始めの法なれば君か御幸のあとはありけり」から名付けられた。
「へそ石」、あるいは「本堂古跡の石」という
六角堂 紫雲山頂法寺
寺伝によれば、延暦13年(794年)の平安遷都以前の創建で、開基は聖徳太子であるという。
西国三十三所巡礼 十八番目札所
洛陽三十三所巡礼 一番目札所
池坊華道発祥の地としても名高い。