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    京都ラーメン学

    [四天王記] ここがお気に入り

    四天王

    京都のラーメンチェーン店。
    ボクはここに足が向く。

    武内真司 たけうち・しんじ
    武内真司 たけうち・しんじ 本業は手描き手造り割烹食器製造販売。清水焼窯元「武内秀峰」の号を持つ。運営するラーメン専門サイト「京都ラーメンマップ」は、決して主観に走りすぎることなく、様々な好みがあるという前提の上で成り立っており、味のインプレッションやアクセスなど親切かつ客観的なもので、このサイトをバイブルにするラーメン好きも数知れない。ラーメン店では260食、自作を含めインスタント麺及びカップ麺は50食程度が年間ラーメン食数。
    私の本業である焼き物もラーメンもいわば同じ。職人の腕に左右されることの多い世界だ。同じ材料でも、作り手によって出来上がりには違いが出る。
    だからラーメンの完成度は、作り手の技量や注ぐ情熱に比例するように思えてならない。たとえ工場一貫生産で、麺もスープも既に出来上がっている場合でも、何らかの差があると感じるのである。

    文/武内 真司

    「天下一品」なら、私は「五条桂店」が気に入っている。ある時期から定食類メニューも見かけるようになったが、このお店は今でもほぼラーメン一本で勝負しているのだ。それだけに「正に天下一品のラーメン」を堪能できる。西大路九条にある「九条店」にはある思い出がある。もう20年くらい前になるが、当時の仕事場から近かったこともあり、足繁く通った。仕事場の仲間が私のラーメン好きに共鳴してくれ、いつも5〜6人で連れ立っていた。当時、スタンプカードを一杯にすると「小柳ルミ子ショー」のコンサートチケットがもらえるキャンペーンがあって、仲間が自分たちの分も全て私に提供してくれて、なんとチケットを3枚も獲得し、母親にプレゼントできた。母親は仲の良い友人二人とコンサートに行ったようだった。若い頃の思い出で、バカみたいな話であるが、ちょっとした親孝行のつもりだった。
    「ラーメン横綱」チェーンなら「久御山店」。とれたての鰹のような生きの良い店長で、実に完成度の高い横綱ラーメンが出てくる。とれたての鰹と言っても、スープに鰹ダシは使っていないだろうが…。
    「新福菜館」は本店以外では、「天神川店」か「三条店」を選択してしまう。三条店はいかにもラーメン屋さんらしい雰囲気が好きなのである。天神川店も、いつ行っても活気に満ちている感じで、店に入ったとたん美味しいラーメンが食べられるという期待を感じさせてくれる。
    「第一旭」は「本家第一旭」とFCの「元祖第一旭」の二手に分かれる。私は第一旭のラーメンが昔から好きでよく食べるのだが、やはりタカバシの本店に足が向く。早朝の6時でも営業しており、私も朝飯代わりにここで一杯、となるのだ。
    第一旭と深い関係にある「ラーメン藤」チェーンは、支店のほとんどがFC的な形で、各店の裁量によるところが多々ある。個人的には五条大橋東の「五条店」が好きでよく食べる。大学生の頃、山科の東野交差点にも支店があった。このお店のラーメンで私は虜になったので、五条店のラーメンには、かつての藤ラーメンの面影を見るのである。
    「味の名門」チェーンは、店舗数は少ないが非常に好きなタイプのラーメンだ。こってりのラーメンを頼み、それに唐辛子味噌を小さじに一杯スープに溶かし込んで食べるともう堪らない。人に会う約束などないときは、唐辛子味噌に加えニンニクも少し入れると至極である。創業当時からの名門のラーメンの味を一番しっかり受け継いでいると感じている「勧修寺店」が、私には無くてはならない存在である。
    他にも「ラーメン悟空」や「宝屋」、「ラーメン大栄」もある。悟空は南インターの近くにある「城南宮店」、宝屋は「先斗町店」が力が入っているように思われるし、先斗町新味のすましラーメンはこのお店でしか食べられないものだが、このラーメンが名前どおり、新感覚の味を感じさせてくれるのだ。
    個人的な好みを身勝手に書いてきたが、どのお店で食べても美味しいと思っている。
    考えてみれば、人口のわりにこれだけのラーメンチェーンが切磋琢磨する京都である。個人店で始めても、大成功を収めれば短期間で一気にチェーン化するラーメン店もある。京都のラーメン界に戦国の世の下克上を見る思いだ。
    確かに、店によって微妙な差はあるにしても、各チェーンの傘下で、同じ屋号の暖簾を掲げる以上、そこには作り手の矜持と思えるのだ。

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