特別展 北野天満宮×大覚寺 両社寺の歴史と兄弟刀
第1弾 北野天満宮×大覚寺『両社寺の歴史と兄弟刀』
北野天満宮と大覚寺のご縁は、御生前の御祭神菅原道真公(菅公)により結ばれたものといえます。離宮嵯峨院として建てられた大覚寺が、貞観18年(876)皇孫である恒寂入道親王を開山として開創されたおり、大覚寺創建のための上奏文を起草し尽力したのが菅公であったと伝わります。そのご縁により、大覚寺内大沢池の天神島には天神社が祀られています。また近代まで大覚寺のいけばな嵯峨御流の出張所が北野天満宮にあったなど、両社寺の間には深いご縁がございました。
近年、北野天満宮の太刀鬼切丸(髭切)と大覚寺の太刀薄緑(膝丸)が源氏の兄弟刀として注目を集め、新たな信仰の形を見せるまでに至っております。現在東向観音寺にある蜘蛛塚は、膝丸が退治したとされる土蜘蛛の塚とされており、元々は北野天満宮にあったものでした。
この度の特別展では、鬼切丸(髭切)と薄緑(膝丸)という兄弟刀のご縁とともに、知られざる両社寺の歴史上・信仰上のご縁を繙きます。
両会場同時開催となりますので、合わせてお楽しみいただけましたら幸いです。
- 北野天満宮×大覚寺 両社寺の歴史と兄弟刀
- 公開期間
- 令和3年3月25日(木)~5月31日(月)
9時~16時(最終受付15時45分) - 場所
- 北野天満宮 宝物殿
旧嵯峨御所 大本山大覚寺 - 拝観料
- 大人800円・中高生400円・小人250円
- 問合せ先
- 大覚寺 075-871-0071
北野天満宮 075-461-0005 - 参照web
- https://www.kitanotenmangu.or.jp/info/
https://www.daikakuji.or.jp/