アマチュア天文学の聖地花山天文台が、存続危機。
山科の91年の歴史を持つ花山天文台が、国からの補助金が減る中で、2018年に京都大学の岡山天文台が完成したこともあり、存続が困難になってきたという。
世界のグリニッジ天文台でも、多くの見学者でにぎわう有名観光地となり、古い建物や装置、望遠鏡がきちんと保存されている。
丁寧な展示解説もあり、ときには観望会も開催され、最新式のプラネタリウムに天文博物館、土産物ショップ、レストランまであり これぞ花山天文台の目指すべき将来像と目標設定された。
そこで持続可能な形で宇宙文化教育の拠点として次世代に受け継ぐことを目指したプロジェクトとして、クラウドファウンディングが組まれた。
集まった資金は、花山天文台へより多くの来場者の準備金として見学のための展示、バス停留所などの整備にあてられる。
8月8日現在、目標額の300万円に達しているが、さらにこの活動で集まった資金の一部を、飛騨・岡山天文台の活動にも寄附される。
募集は、THE KYOTOで行われている。
https://the-kyoto.en-jine.com/projects/kyotodaigakutenmondai