梅宮大社のうめうめ祭
梅宮大社本殿四座のご祭神の中に、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)が祀られている。
木花咲耶姫の「木花」とは、梅の雅称である。学問の神様ではない。ちゃんと梅の神様がいらっしゃった。
「木花咲耶」とは「梅よ咲け咲け」の意味をもち、「産めよ咲け咲け」に通じているようだ。
石碑には、酒造りの神・安産の神と彫られ、「梅宮日本第一」と刻まれている。
今から凡そ千三百年前、橘氏の祖・諸兄(モロエ)公の母、県犬養三千代(アガタイヌカイミチヨ)が、橘氏一門の氏神として始めてお祀りした由緒正しき古社である。
開花状況
http://www.umenomiya.or.jp/hanadayori.html
うめうめ祭・・・梅宮大社の祭事で「梅産祭」と書く。
今年も3月第1日曜に、 祭礼が 執り行われる。
梅・産(うめうめ)祭
梅宮大社のご利益は、祭神 木花咲耶姫(木花=梅の雅称、又は梅・桜を指す)とニニギノ尊の結婚の後の即授子・安産を祝って米から酒を醸した故事による。
梅が見頃を迎える3月1日(第1日曜日)に子授けと安産、諸々の産業繁栄を祈願し、
行事として神酒及び神苑の梅より造った梅ジュースを無料接待(9:30~16:30)される。
四季を通じて花々を楽しませてくれる神苑のこの時季は、やはり梅が咲き乱れる。
北野天満宮の梅苑で採れた梅は「大福梅」として授与されているが、梅宮大社神苑で採れた梅は「招福梅」として授与される。神苑を散策され、昨年採取され漬けられた梅をお持ち帰りになられてはいかがたろうか。
梅・産(うめうめ)祭
■開催日時:3月7日(日) 【3月第1日曜 祭礼 午前9時より】
■開催場所:梅宮大社 京都市右京区梅津フケノ川町30
■拝 観 料:境内無料・神苑/大人:500円・小人:300円
■お問合せ:075-861-2730
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