一初と真闇のお戒壇巡り/春の特別公開 得浄明院
信州善光寺の京都別院として建立されたお寺で、建物は大小の差こそあれ本山と同じとなっている。
開山上人の誓圓尼公(信州善光寺大本願第百十七世・伏見宮家第三王女)が、当時、信州までお参りするのは大変であろうとしてこの地に創建されたもので、特別公開時には善光寺同様に「戒壇廻り」ができる。
宮家ともゆかりが深く、一光三尊阿弥陀如来の分身が本尊仏として安置されている。
「戒壇廻り」では阿弥陀如来の安置される檀下の真っ暗闇を歩き、闇の中で阿弥陀如来につなぐ鍵に触れることができる。
特別公開時には”いちはつ観賞会”が恒例として併催されている。
イチハツ(一初)は、江戸時代に中国より渡来したアヤメの仲間で、逸早く咲くということが名前の由来である。
春の特別公開 得浄明院
☆★☆★ 戒壇めぐりと一初(いちはつ)鑑賞会 ☆★☆★
■開催日時:2019/4/21~5/6 , 白天龍王祭 5/13 9:30~16:00
■開催場所:信州 善光寺別院 得淨明院
〒605-0062 京都市東山区知恩院山内林下町
■拝観料金:500円
■お問合せ:075-561-3767
■U R L:http://www.zenkojikai.com/kinki/ki-131.html