龍馬、高杉、武市…「日本を変えた男たち」
京都養正社寄贈資料を中心に龍馬、高杉、武市はじめ新しい日本をつくるために奔走した志士たちの足跡をたどります。龍馬直筆の書状や高杉晋作愛用の銅盆など見どころが多数です。
新発見の新選組・斉藤一警視庁名簿も引き続き展示します。
「日本を変えた男たち」開催に当たって
このたび公益財団法人霊山顕彰会は、姉妹財団である京都養正社の解散にあたり、所蔵資料49点の一括寄贈を受けました。
京都養正社は明治9年(1876)、内閣顧問だった木戸孝允がのちに京都府知事となる槇村正直とともに設立した幕末明治維新の顕彰団体です。明治天皇からのご下賜金四千円を基金とし、幕末に活躍した人びととその子孫が京都養正社の社員(会員)となりました。
そして明治36年(1903)、京都養正社は財団法人となり、東山霊山に眠る志士の私祭や展覧会を開催しました。毎年10月14日(大政奉還記念日)に行われる霊山での私祭は京都養正社の主催でした。
昭和45年、霊山歴史館の開館にともない、京都養正社の所蔵資料は霊山歴史館に寄託され、特別展などで公開されてきました。
今回、寄贈された資料の中には、坂本龍馬や中岡慎太郎の書状、武市半平太の自画像(石版画)、高杉晋作愛用の銅盆、吉村寅太郎の脱藩前夜に詠んだ詩、禁門の変に参戦した長州僧・河村松渓の兜など、大変貴重な資料が含まれております。これに霊山歴史館の資料を加え、約100点を公開いたします。
本展にご協力いただいた京都養正社をはじめ多くの方々に謝辞を申し上げます。平成26年(2014)9月吉日 霊山歴史館
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■開催日時:2014/9/10 ~ 12/26 10:00~17:30
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
■開催場所:幕末維新ミュージアム 霊山歴史館
京都市東山区清閑寺霊山町1
■入 場 料:大人700円 高校生 400円 小・中学生300円
■お問合せ:075-531-3773
■URL :http://www.ryozen-museum.or.jp/