和歌から万葉びとの生き様や
恋バナなどを解き明かします。

ゲストに奈良大学文学部国文学科教授の上野誠先生をお迎えして、民衆の歌から、特に当時の民衆の仕事や生活の様子について読み解いていきます。

また、自称「日本で一番元気なアマチュア落語家」の雲水坊風之助さんを迎え、落語を披露していただきます。

日本最古の和歌集「万葉集」には、貴族の秀歌から教養もない一般庶民の詠んだ民衆の歌まで収められており、飾り気なく日々の労働や生活を情感豊かに歌い上げたものが多くあります。このような民衆の歌には、作者の心情だけではなく、当時の人々の暮らしぶりを導き出すこともできます。

教養もなく生活も豊かではなかったであろう一般庶民が、なぜ情感あふれる和歌を残せたのでしょうか。彼らの生活から歌の生まれた背景を知り、堅苦しい印象を抱きがちな和歌を民衆の生き方にまで踏み込んでわかりやすくお話していただくことで、現在の私たちの生活、生き方と比較することができます。淡白になりがちな現代だからこそ、今の暮らしや気持ちのあり方を見直す機会になればと考えています。

『和歌ってますか？～恋バナから見る日常風景～』
日時：12月18日（金）18時30分～20時　(開場18時、開演18時30分)
会場：妙傳寺
定員：40人　（要予約）
ゲスト：上野誠　（奈良大学文学部国文学科　教授）
雲水坊風之助
ナビゲーター：関本徹生　(京都造形芸術大学　教授)
料金：500円

【申し込み・お問い合わせ】
Email：maka2pro@gmail.com
Tel：075-791-8763 ※受付時間 9:00 ~ 17:00 ( 土日祝を除く )
京都造形芸術大学 プロジェクトセンター担当:久保、濁川
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