むかしむかし あるところに ――教材としての昔話――
桃太郎,舌切すずめ,花さか爺――現代でもよく知られる昔話は明治20年代から教科書や児童書などによく取り上げられています。その多くは画家が手がけた可愛らしい挿絵と共に紹介され,子どもたちにとって楽しく身近なものとして学ばれました。
本展では,京都市の学校が所蔵していた明治から昭和にいたる資料の中から,教科書を初め,昔話を題材にした様々な教材を紹介します。ユニークな教材の数々からは文筆家や挿絵画家の,子どもを楽しませる工夫が感じられます。また,話の内容やそこに込められた教訓を見直せば,当時の教育に対する考え方も垣間見えてくることでしょう。子どもたちは昔話をどのように受容してきたのか。その変遷を振り返ります。
企画展
☆★☆ むかしむかし あるところに ―教材としての昔話― ☆★☆
■開催日時:2016/10/7~12/13 9:00~17:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)
■開催場所:京都市学校歴史博物館
〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
■料 金:大人200円 小中高生100円 京都市内の小・中学生の土日は無料
■お問合せ:075-344-1305 rekihaku-igyou@edu.city.kyoto.jp
■U R L:http://kyo-gakurehaku.jp/