近代京都の自然教育のあゆみ★京都市学校歴史博物館
京都市は,平成9(1997)年に気候変動枠組条約に関する「京都議定書」が締結された都市として有名です。また京都市では現在SDGs,つまり気候変動や自然災害等,自然をめぐる課題の解決にむけた積極的な活動により世界をリードするなど,これまでに自然を守るための様々な試みを実施してきました。
しかし,一方でこうした課題の解決を目指す次世代の育成,より具体的にいえば自然に関する教育が,京都市でどのように行われてきたのか,詳しくは知られていないのが現状です。実は京都の教育の歴史のなかには,おもしろく注目すべき自然教育の実践であったり,他の地域にはみられない京都独自の特徴や貴重な自然教育の史料を,数多く発見することができるのです。昨年番組小学校創設150周年をむかえ,未来に向けての再スタートをきった京都市の教育の今後を考えるとき,こうした過去を知り,将来の社会のために生かしていくことは,とても大切だと言えないでしょうか。
本展は「あまり知られていないけれど,おもしろい!」,そんな京都の自然教育の歴史を本格的に紹介する,日本ではじめての展示です。
☆★☆ 近代京都の自然教育のあゆみ ☆★☆
――SDGs達成のために――
■開催日時: 2020/7/11~10/5 9:00~17:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)
■開催場所:京都市学校歴史博物館
〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
■料 金:大人300円 小中高生100円 京都市内の小・中学生の土日は無料
■お問合せ:075-344-1305 rekihaku-igyou@edu.city.kyoto.jp
■U R L:http://kyo-gakurehaku.jp/