京都画壇の明治★京都市学校歴史博物館
平成30(2018)年は明治元(1868)年から数えて150年という節目に当たります。当館ではこれを機に,明治期の京都画壇を振り返ります。
京都では,幕末の動乱で荒廃した町の復興を目指すことから,明治という時代が始まっていきました。日本画の世界においても,衰退の危機にあった画壇を復興させるため,新時代の画家たちは新しい絵画表現を模索します。開化に伴って現れた,西洋画との出会い,博覧会や展覧会への出品,画学校での教育,工芸の活性化など様々な出来事もまた,画家の意識に大きな変革をもたらしました。
本展ではまず,明治の揺籃期に,近世から引き継がれた各流派が形成していた画壇の全容を紹介します。その後,明治10年代から20年代にかけては,そうした流派の中から出て個性を発揮し,日本画の近代化を促進した画家たちの作品を紹介することで,明治前中期における日本画の変遷を明らかにします。近代京都画壇の源流を一堂に総覧できる,これまでにない機会となる展覧会です。
明治150年・開館20周年記念企画展
☆★☆ 京都画壇の明治 ☆★☆
■開催日時:【後期】 2018/06/7~06/19 9:00~17:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)
■開催場所:京都市学校歴史博物館
〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
■料 金:大人200円 小中高生100円 京都市内の小・中学生の土日は無料
■お問合せ:075-344-1305 rekihaku-igyou@edu.city.kyoto.jp
■U R L:http://kyo-gakurehaku.jp/