画題で見る 近代の日本画表現★京都市学校歴史博物館
近代日本画の見どころのひとつは,画家たちの華々しい個性の競演です。それ以前の近世では,基本的に,円山派,四条派など絵師の流派によって決まった様式を学び絵画制作を行っていたため,流派様式を超えた画家の強い自己表現はあまり見られませんでした。しかし明治後期以降になると,画家たちは,流派にしばられず,個々に新しい日本画表現を探究するようになります。古画や,西洋画の表現も学び,写生を積極的に作品に反映させるなどして個性的な絵画が多く制作されました。そうした自分なりの表現を模索する中で,画家は自身が得意とし,画業を代表する画題を発見していきました。
本展では,明治後期から昭和期に,日本画にどのような個性があらわれたのかについて,作品約50点を展示して振り返ります。それらを山水,花鳥,人物という画題に分けて展示し,同一画題の作品同士を比較することで,画家の個性を浮き彫りにします。
開館20周年記念特別展「画題で見る 近代の日本画表現」
関連イベント ◆◇◆お申込方法はこちら◆◇◆① 講演会: 「日本画とその画題―山水・花鳥・人物の変遷―」
日 時 平成30年10月28日(日) 午後2時~3時30分 (受付は午後1時30分から)
講 師 森 光彦 (当館学芸員) ダウン
ロードチラシ(PDF:531KB) リンクを右クリックして「対象をファイルに保存」を選択し,
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日 時 平成30年12月2日(日) 午後2時~3時30分(受付は午後1時30分から)
講 師 廣田 孝 (京都女子大学名誉教授)
③ ◆◇◆開館20周年記念対談: 「京都の美術を育んだもの」◆◇◆
日 時 平成30年11月25日(日) 午後2時~3時30分 (受付は午後1時30分から)
登壇者 榊原 吉郎 (京都市立芸術大学名誉教授) 上村 淳之 (日本画家,当館館長)
開館20周年記念特別展
☆★☆ 画題で見る 近代の日本画表現 ☆★☆
■開催日時: 2018/10/6~12/11 9:00~17:00
休館日/水曜日(祝日の場合は翌平日)
■開催場所:京都市学校歴史博物館 第1会場:1階 第2展示室 , 第2会場:3階 第3展示室
〒600-8044 京都市下京区御幸町通仏光寺下ル橘町437
■料 金:大人200円 小中高生100円 京都市内の小・中学生の土日は無料
■お問合せ:075-344-1305 rekihaku-igyou@edu.city.kyoto.jp
■U R L:http://kyo-gakurehaku.jp/