明治気分でこだわりマルシェ
京都府庁旧本館は、20世紀初期に建てられたルネサンス様式の建築物で、国の重要文化財だ。
京都府の技師を務めた松室重光の設計により、1904年(明治37年)竣工。内部もレトロでモダンな作りで、階段や廊下を歩くとタイムスリップしたような気分になる。
そんな歴史建築を目にして、府庁旧本館マルシェ実行委員会は、国の重要文化財である府庁旧本館を活用した第14回「京都こだわりマルシェ」を3月10日に開催される。
当日は、京都府内のエコファーマーが育てた新鮮な農産物や手づくりジャム、素材にこだわった菓子など、約50のこだわりの店が出店する。
このイベントは、国の重要文化財である旧本館を活用したマルシェ(市場)を開催することで、旧本館が府民等に開かれた府庁のシンボルとなることを目指すとというもの。合わせて、消費者が食に求める「顔の見える関係づくり」や「環境にやさしい農業」に関する情報提供などを進めるとしている。
また、こだわりを持った生産者の一員として障害を持つ人たちも参加し、より良い製品作りに向け、消費者や他の分野の生産者との交流の場も提供するという。
今回は特別企画としてオープニングに京都府警察音楽隊による演奏を実施。また、成長期の食育をテーマにしたシンポジウムや子どもが喜ぶ人形劇なども展開する。
第14回「京都こだわりマルシェ」
開催日時 3月10日の10時~15時(荒天中止)
開催場所 京都府庁旧本館・旧本館前庭等
京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町
主催 府庁旧本館マルシェ実行委員会
『人形劇トロッコ』
とてもパワフルな元気なステージです。おとなもこどもも一緒に楽しみましょう。
14時30から約50分 入場無料
★オープニング
午前10時~ 京都府警察音楽隊の演奏による楽しいオープニングで始まるよ!
★楽茶館
旧本館で宇治茶体験!
今回は、抹茶をたてる体験ができます。
★京の伝統食
ぜんざい:エコファーマーの“玄米餅”とことこと煮込んだ丹波大納言のハーモニーでほっこりぜんざい食べましょう。
★食育シンポジウム
時間:午前11時~12時30分
シンポジウム 「成長期の子どもの食育」