津波ヴァイオリンコンサート☆★京都佛立ミュージアム
陸前高田の「奇跡の一本松」の木片を用いたヴァイオリンで演奏。
「忘れない」という復興支援
「陸前高田の一本松」を覚えていますか?あの凜とした姿に、
どれほどの人が勇気づけられ、支えられたでしょう。
あれから、早や6年―
あの松から製作されたヴァイオリンの調べに、
私たちの心は何を感じるのでしょうか。
陸前高田の「奇跡の一本松」の木片を用いたヴァイオリンで演奏。
【出演者】
中澤宗幸(なかざわ・むねゆき)兵庫県の山林業を営む木材店に生まれ、木と音楽の中に育つ。
1980年、東京にアトリエを構え、ヨーロッパの歴史ある楽器商、
名工との交流の中で楽器の知識を広め、修復技術等の研鑽を積む。
現在まで国内外の演奏家の楽器の修理、メンテナンスの仕事に従事。
1983年、長野県上田市に中澤ホールをオープン。
国内外のアーティストを迎え、コンサート、古楽器の展示、
音楽祭等をプロデュース、地域の芸術文化活動の輪を広げる。
2004年、カンヌ芸術祭に新作ヴァイオリンを出品、
コート・ア・デュール賞受賞。
2011年、兵庫県知事より文化功労賞受賞。
2012年、東日本大震災による瓦礫からヴァイオリンを製作。
鎮魂と記憶に留める運動「千の音色でつなぐ絆」プロジェクトを展開。
著書に『いのちのヴァイオリン』『ストラディヴァリウスの真実と嘘』、
『魂柱の歌』等。中澤きみ子(なかざわ・きみこ)
新潟大学を卒業後、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院にて
研鑽を積む。1991年ウィーン室内管弦楽団コンサートマスターらと
「アンサンブル・ウィーン東京」を結成し、現在も活動を続けている。
2000年に文化庁芸術家海外派遣員としてウィーンに留学。
その後、国内外のオーケストラと共演。CDも数多くリリース。
特にモーツァルトのソナタ全集、協奏曲全集が高い評価を受けている。
また国際ヴァイオリンコンクールの審査員や、
国際音楽祭の講師として招聘され、後進の指導にも高い評価を得ている。
2005年から10年間尚美学園大学・客員教授を務める。
震災後、ライフワークとしてTSUNAMIヴァイオリンの演奏にも
熱心に取り組んでいる。
使用楽器:ストラディヴァリウス「ダ・ヴィンチ」1714年製(宗次直美氏より貸与)
オフィシャルサイト http://kimiko-vn.net/
東日本大震災七回忌追悼公演
☆★☆★ 津波ヴァイオリンコンサート ☆★☆★
■開催日時:2017/3/5 14:00~
休館日/月曜日 (月曜日が祝祭日及び25日のときは開館・翌日休館)
■開催場所:京都佛立ミュージアム
京都市上京区御前通一条上る 東竪町110
■料 金:無料
■お問合せ:075-288-3344
■URL :http://www.hbsmuseum.jp