京都 東山花灯路2018
花灯路の宵は日本人のDNAが刺激される時空とは言えまいか。
東京・大阪・神戸のイルミネーションの豪華さの対極にある京文化である。
まさに心を癒してくれるやさしさを持っているのだ。
21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年3月から東山地域において、「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業である『京都・花灯路』が始まりました。
京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまち並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により思わず歩きたくなる路、華やぎのある路を演出しています。
青蓮院から清水寺にかけての4.6Kmにおよぶ散策路には、 2500基もの「露地行灯」の明かりが揺らめき、 京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸などの 伝統技術の粋が凝らされている。
石畳と町家、茶屋風情に味わいある散策を楽しむ最中に、 寺社のライトアップが更に効果をあげてくれている。
神秘に青蓮院光の庭。
存在感と夜空の知恩院三門。
幽玄なせせらぎ、円山公園。
清涼に光る竹林は高台寺圓徳院の境内庭園。
荘厳に迫る八坂の五重塔。
そして、天高く燃え昇華の清水寺伽藍。
京都・東山花灯路 2018
【開催期間】2018年3月9日(金)~3月18日(日)
( 点灯時間 ) 午後6時~午後9時30分
主な事業内容
(1)ロームが灯す「灯りと花の路」
日本情緒豊かな陰影のある、約 2,500 基の LED 電球を使用した露地行灯などの「灯り」とボリューム感のある
いけばな作品の「花」で演出し、思わず歩きたくなる路を創出
(2)京都いけばな協会「いけばなプロムナード」
京都いけばな協会の協力により、「灯りと花の路」沿いに大型花器によるボリューム感のあるいけばな作品を展示
(3)火の用心・お囃子(はやし)組
地元の小学生が、火の用心の標語と京のわらべ歌を唄い、拍子木、鉦、太鼓を交えたお囃子を奏でながら「灯りと花の路」を練り歩きます。
(4)花の恋とうろう
ハート型に浮かび上がる灯りがロマンチックなスポットがお目見え。ゆらめくハートをバックにぜひ記念撮影を。※荒天中止
(5)竹灯り・幽玄の川
円山公園内を流れる吉水の小川のせせらぎ一面に約500本の青竹の灯籠を設置。幻想的な情景を醸し出します。※雨天中止(6)京都いけばな協会 現代いけばな展
円山公園では、京都いけばな協会の協力により前期展・後期展合わせて16作品の壮大な華の競演が繰り広げられます。
(7)舞妓による奉納舞踊
五花街の舞妓が八坂神社にて舞踊を奉納します。舞殿を舞台にした華やかな舞踊は花灯路に一層の賑わいと彩りを添えます。
詳細は・・・東山花灯路公式サイト
花灯路の夜話 by 五所光一郎
東山界隈をそぞろ歩いて京の味を求める
お問い合わせ:京都・花灯路推進協議会事務局
〒604-8173 京都市中京区烏丸通三条上ル メディナ烏丸御池2F
TEL 075-212-8173(平日10時~18時) FAX 075-212-9166
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