~喜如嘉の芭蕉布展~ 人間国宝平良敏子
芭蕉布とは、
多年草の糸芭蕉からとった繊維を細く裂いた糸で織り上げる沖縄特有の布。
絹でもなく麻でもない、独特のシャリ感を持ち肌に触れるとヒンヤリとした質感で、
汗をかいてもべとつかずさらっとしている、蝉の羽のような美しい布。
13世紀頃にはすでに織られ、王族から庶民まで沖縄の人々に長く愛されてきました。
「今時こんな美しい布はめったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です。
その美しさの由来を尋ねると理の当然であって、どうしても美しくならざるをえないのです。」
日本民藝運動の創始者である柳宗悦は、
昭和18年に刊行した「芭蕉布物語」の中でこのように記し、
その制作過程をも含めたすべての美に賛辞を贈りました。
染色展覧会/ただ偽りのない仕事を
☆★☆★☆ 平良敏子と喜如嘉の芭蕉布展 ☆★☆★☆
■開催期間:2015/4/11~4/12 10:00~19:00(4/12は18:00まで)
■開催会場:京都文化博物館 本館6階 特別展示室 (京都市中京区三条高倉)
■入 場 料:300円 事前予約は入場無料
■主 催:大進ホンダ株式会社
■お問合せ:0120-86-3378(着物の大進) osaka-daishin@room.ocn.ne.jp
■URL :http://www.osaka-daishin.com/