都ライト-町家からもれだす暮らしの灯り
生活の光で町をてらす、
虚飾のlight up とは一線を画す
京都市内には約4万7000戸の町家が現存していると言われています。
しかし近年、その数は急速に数を減らし続け、居住者の高齢化や維持管理の難しさなどが主な要因とされています。
都ライト実行委員会は、町家が持つ数えきれないほどの魅力を、【光】を使って美しく照らし出すことによって、現在町家に住む方はもちろん、さまざまな人に知っていただくために、「都ライト」を開催しています。
都ライトの光の特徴は、一般的な華やかなライトアップとは対照的に、町家からもれ出す暖かで優しい灯りをメインとしている点が特徴的です。
この灯りは、「町家からもれだす暮らしの灯り」を表現しています。
また、灯りは、京町家の特徴でもある「格子」を通して建物の内側から照らし出されます。すると格子状の光が、通りを美しく照らします。
私たち都ライトの活動は、2005年の初開催より、今年で8年目を迎えます。
本年度の会場は、織の町・西陣「浄福寺通大黒町」、京都最古の花街「上七軒通」、そして2会場をつなぐ「五辻通・上立売通」で、約160個の照明と約90個の提灯等で会場を彩ります。また、地域の方々が主体となって行われる数々の併設イベントが、本イベントをさらに盛り上げます。
- 開催日2012年11月17日(土)・18日(日)
- 点灯時間17日(土)17:00~21:00
- 18日(日)17:00~20:30
- 会場浄福寺通大黒町・上七軒通・上京区内の町家
- 主催都ライト実行委員会
- WEBサイト http://miyako-light.anewal.net
- Twitter@miyako_light
- Facebook http://www.facebook.com/miyakolight
都ライト実行委員会は、上京区にある「ANEWAL Gallery(アニュアルギャラリー)」を拠点にする学生組織。
現在は、京都造形芸術大学・同志社大学の学生で構成されている。