明月記と最新宇宙像
藤原定家の残した日記「明月記」の中には、安倍晴明の子孫の観測した超新星(客星)の記録3件が記載され、20世紀前半の世界の天文学の発展に大きな貢献をしました。
本特別展では、明月記の中の超新星の記録が、いかにして世界に知られるようになったか、最近明らかになった興味深い歴史と京大の宇宙地球科学者たちとのつながり、さらに関連する最新宇宙研究について解説します。
【明月記】※原本展示は9月17日~28日の2週間のみ
国宝「明月記」のうち超新星(客星)の記録が記載されている箇所を展示します。
3件の超新星(1006年、1054年、1181年)の記載、発見当時の超新星はどのように見え、今はどう見えるのか、など解説します。明月記を書いた藤原定家、元の観測をした陰陽師・安倍晴明の一族も紹介します。
4次元デジタル宇宙シアター
3D映像の宇宙の中をナビゲーターと共に旅します。明月記に記された客星に触れ、地球を離れて太陽系を飛び出して宇宙の地平線まで、3Dメガネをかけて最新天文学に基づく宇宙へライブ解説でご案内します。
なお、整理券を開催日の9:30から受付にて先着順で配布いたします。整理券は当日分のみ、お一人様につき2枚まで配布します。
【日にち】9月6日(土)、7日(日)、13日(土)、14日(日)、
10月4日(土)、5日(日)、11日(土)、12日(日)、18日(土)、19日(日)
【時間】1日5回:10:30〜、11:30〜、13:30〜、14:30〜、15:30〜(各回30分程度、定員40名)
【場所】総合博物館本館3階 講演室
-千年を超えて羽ばたく 京の宇宙地球科学者たち-
■開催日時:2014/9/3~10/19 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日/月・火曜日(平日・祝日にかかわらず)
■開催会場:京都大学総合博物館 京都市左京区吉田本町
■入 場 料:一般400円 高大生300円 小中学生200円
■お問合せ:075-753-3272
■URL :