京都 東山花灯路2015
21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指して、平成15年3月から東山地域において、「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業である『京都・花灯路』が始まりました。
京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまち並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により思わず歩きたくなる路、華やぎのある路を演出しています。
花灯路の宵は日本人のDNAが刺激される時空とは言えまいか。
東京・大阪・神戸のイルミネーションの豪華さの対極にある京文化である。
まさに心を癒してくれるやさしさを持っているのだ。
青蓮院から清水寺にかけての4.6Kmにおよぶ散策路には、 2500基もの「露地行灯」の明かりが揺らめき、 京焼・清水焼、京銘竹、北山杉磨丸太、京石工芸、金属工芸などの 伝統技術の粋が凝らされている。
石畳と町家、茶屋風情に味わいある散策を楽しむ最中に、 寺社のライトアップが更に効果をあげてくれている。
神秘に青蓮院光の庭。
存在感と夜空の知恩院三門。
幽玄なせせらぎ、円山公園。
清涼に光る竹林は高台寺圓徳院の境内庭園。
荘厳に迫る八坂の五重塔。
そして、天高く燃え昇華の清水寺伽藍。
詳細は・・・東山花灯路公式サイト
花灯路の夜話 by 五所光一郎
東山界隈をそぞろ歩いて京の味を求める