ザ・タイガース瞳みのる、京都を語る★府民ホールアルティ
ザ・タイガースを4人の「金閣寺派」と1人の「銀閣寺派」に分け、
自らのルーツ、青春時代の仲間や音楽との出会いを語ります。
京都の文化に育まれた物語をお楽しみ下さい。
1960年代のグループサウンズブームを先導した「ザ・タイガース」のドラマーだった「ピー」こと瞳みのる(70)が、生まれ育った京都について多彩に語るイベントを9月23日、京都市内で開く。ザ・タイガース解散後に高校教師を務めた経験も踏まえて、「京都の文学や音楽、絵画について、たっぷり語りたい」という。
「ザ・タイガースは、金閣寺の近くで育った“金閣寺派”の僕らと、“銀閣寺派”の沢田研二で結成しました」。瞳は、独特の表現でザ・タイガースの歴史を振り返る。
瞳と、仁和小の同級生だった森本太郎(70)、北野中で同級だった岸部一徳(70)、同じ山城高に通っていた加橋かつみ(69)が1965年、母体のバンドを結成。後に岡崎中出身の沢田研二(69)が加わり、67年にザ・タイガースとしてデビューすると「モナリザの微笑(ほほえみ)」「花の首飾り」などの曲で熱狂的人気を集めた。
しかし、アイドル路線を強いる事務所との対立もあり、71年に解散。瞳は一から勉強して慶応大文学部に入学。卒業後は慶応高教諭として漢文や中国語を33年にわたり教えた。退職後に音楽を再開し、2013年には44年ぶりにオリジナルメンバーのザ・タイガースを復活。東京や大阪でドーム公演も開いた。
今回の催しは瞳の誕生日(9月22日)に合わせて企画。タイトルを「山城ウエスト・サイド物語」と付けた。「生まれ育った北野天満宮や金閣寺、紙屋川などのある京都(山城)西部をニューヨークのウエストサイドになぞらえ、いろんなエピソードを語りたい」という。
もともと大学で文学を学んだ理由は「平安文学を勉強したかったから」。催しでは、紫式部や清少納言らによる平安時代の物語と地元との関わりを教師経験を生かし解説する。また、鷹峯で生まれた琳派などの絵画、ザ・タイガースやザ・フォーク・クルセダーズといった京都発の音楽についても語る。楽曲も2、3曲披露する。
【 2017年08月24日 11時50分 】京都新聞より転載引用 http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20170824000043
Ha・Pee・y Birthday Event 2017 in Kyoto
■開催日時:2017/9/23 13:30~15:30
■開催場所:京都府立府民ホールアルティ
〒602-0912 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1
■料 金:一般前売5500円 当日6000円
■お問合せ:03-6265-0493 (株)オフィス二十二世紀
■URL :http://www.alti.org/page/1498899871.html