ゼロ・アワー -東京ローズ最後のテープ-
「東京ローズ」は存在したのか?
ゼロ・アワーとは、太平洋戦争中に日本政府が英語で
連合国軍向けに発信していたプロパガンダ・ラジオ番組。
南太平洋で戦う米兵たちに届く
魅惑的かつ退廃をそそる
女性アナウンサーの声は、いつの間にか
東洋の魔女“東京ローズ”と呼ばれるようになる。
終戦後、米国ジャーナリスト達は、声の主を探し出そうと
廃墟の東京に殺到するが…
史実とフィクションが交錯する「声たち」をめぐる物語。
アメリカ、カナダでも注目の公演が日本・京都に凱旋!
やなぎみわ(作・演出・美術)
神戸市生まれ。京都市立芸術大学大学院美術研究科終了。1990年代後半より、若い女性をモチーフに、CGや特殊メイクを駆使した写真作品を発表し、とりわけ、制服を身につけた案内嬢たちが商業施設空間に佇む「エレベーターガール」のシリーズで注目を集めた。2000年より、女性が空想する半世紀後の自分を写真で再現した「マイグランドマザーズ」シリーズ、少女と老婆が登場する物語を題材にした「フェアリーテイル」シリーズ等を手がけるほか、ドイツ・グッゲンハイム美術館、原美術館、大阪国立国際美術館などで国内外での個展多数。
2009年、第53回ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館代表。
2010年より演劇公演を手がけるようになり、2011年、本格的に演劇プロジェクトを始動。大正期の日本を舞台に、新興芸術運動の揺籃を描いた「1923」三部作、明治後期のパノラマ館などを舞台にした「パノラマ」シリーズを、美術館と劇場双方で上演したことで話題を集めた。また、ヨコハマトリエンナーレ2014にて移動舞台車を発表。PARASOHIA:京都国際現代芸術祭2015を皮切りに、「日輪の翼」(原作:中上建次)を台湾製の移動舞台トレーラーで上演するなど、精力的に活動している。
アメリカ・カナダツアー凱旋公演(英語上演・日本語字幕あり)
☆★☆★☆ ゼロ・アワー -東京ローズ最後のテープ- ☆★☆★☆
■開催日時:2015/7/18・19 開演14:00~ 開演19:00~(18日のみ)
■開催場所: 京都芸術劇場 春秋座
京都市左京区北白川瓜生山2-116 京都造形芸術大学内
■入 館 料:一般3500円 シニア3200円 学生&ユース2000円(当日500円増)
■お問合せ:075-791-8240(京都芸術劇場チケットセンター)
■URL :http://www.k-pac.org
http://www.k-pac.org/performance.html#p20150523