特別公開☆織田信長 菩提寺 大徳寺 総見院
秀吉が、本能寺の変に倒れた織田信長の追善菩提のために建立した、大徳寺総見院。
信長亡き後の政権争いの中、秀吉がその主導権を握るための建立した、歴史的に大変重要な寺院が公開されます。
本堂には秀吉が奉納した木造織田信長公坐像(重要文化財)が安置されていますが、その大きさは高さ三尺八寸(約115cm)の等身大で、慶派の仏師、康清によって作られました。2体彫られたうちの1体は、葬儀の際に荼毘にふされますが、香木によって作られたその木像の薫りは洛中一帯に広がったと言われます。
信長公一族の墓
信長をはじめ、徳姫(信長の息女)、濃姫(正室)、おなべの方(側室)など、一族7基の五輪石や墓が並ぶ。
沿革
臨済宗大徳寺派大本山、大徳寺の塔頭寺院。信長の一周忌に当たる天正11年(1583)、その追善菩提のために秀吉が建立したものである。当時は広大な境内に豪壮な伽藍が立ち並んだというが、明治の廃仏毀釈によりその多くが失われる。開祖は千利休参禅の師でもあった古渓宗陳(こけいそうちん)。境内には秀吉がこよなく愛し、また日本最古の胡蝶侘助とされる、樹齢約400年の侘助椿がある
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☆★☆ 特別公開☆織田信長 菩提寺 大徳寺 総見院 ☆★☆
■開催日時:2018/3/24~5/27 10:00~16:00(最終受付)
拝観休止日/4/1 5/6 午前中
■開催場所:大徳寺 総見院
〒603-8231 京都市北区紫野大徳寺町59
■料 金:大人600円 高校生400円 中学生300円 小学生以下無料(保護者同伴)
■お問合せ:京都春秋事務局 075-231-7015
■URL :http://kyotoshunju.com/?temple=daitokuji-sokenin