シンガポールにおけるJ-popカルチャー
〜シンガポールからみた日本〜
ヘンドリック・マイヤーオーレ氏特別講演
長らく日本経済、日本ビジネスマネージメント、日本消費文化などの日本研究を行なっているシンガポール国立大学人文社会科学部日本研究学科の学科長であるヘンドリック・マイヤーオーレ氏が、近年のシンガポールにおける J-POPカルチャーについての普及動向や日本国内と海外との傾向の違いなどについてご講演する。
国内では機会の少ない内容であり、日本のポップカルチャー、ソフトパワーそしてクール・ジャパンについての問題について考える。
■開催概要
【日時】平成 26年 5月 31日(土)15:00~16:00
【会場】京都府京都文化博物館別館2階
【主催】 NPO法人映像産業振興機構(VIPO) 【共催】京都府
http://www.vipo.or.jp/
【定員】 50名(※申込締切までの方先着順)
【参加費】無料
【申込方法】ご応募は E-mailに必要事項(氏名、所属、電話番号、E-mailアドレス)をご記入の上、お申込下さい。お申込後に運営事務局より E-mailで「参加番号」をお知らせします。
【申込先/お問い合わせ】(NPO法人映像産業振興機構 (VIPO)京都事務所)
担当: 衣川
TEL:075-746-6216
FAX:075-746-6216
E-mail:kyoto@vipo.or.jp
【申込締切】平成 26年 5月 29日(木)17時
【講演内容の詳細】
近年、日本と ASEANの関係がますます緊密になっており、政治・文化・経済、などあらゆる面で戦略的重要性が高まっている中で、日本とシンガポールとの関係は、より一層なものとなってきました。
そうした中で、我が国の多様な文化芸術を積極的に海外へ発信する力をさらに高めていくには、文化交流を通じて各国の文化の多様性を尊重しながら相互理解を深め連携を強化していくことが、我が国の文化芸術、教育、さらには文化産業分野など水準を向上させ振興につながっていきます。
シンガポール国立大学の日本研究学科の学術教育の視点から、東南アジア、特にシンガポールにおける、日本のポップカルチャー、ソフトパワーそしてクール・ジャパンについての問題について考えていきます。まずは、日本のシンガポールでの取り組みについていくつかの例を挙げ、これらの取り組みとソフトパワーの概念、クール・ジャパンなどの文化政策を比較していきます。そして、特にシンガポールの大学で日本について教える立場にある学者にとって、これらの取り組みが日本との関わりについて一般的に何を意味するかについて議論していきます。
◆◆◆講師プロフィール◆◆◆
ヘンドリック・マイヤーオーレ(Hendrik Carl Meyer-Ohle)氏
(シンガポール国立大学 日本研究学科 学科長)
【専門分野】 日本研究 (日本経済, 日本ビジネスマネージメント、日本消費文化研究会)
【職歴】
1995年 2月〜1999年 ドイツ – 日本研究所( DIJ )研究員
2000年 1月〜2005年 6月 シンガポール国立大学 日本研究学科 助教
2005年 7月〜 シンガポール国立大学 日本研究学科 准教授
2005年 8月〜2006年 12月 シンガポール国立大学 日本研究学科 副学科長
2005年 8月〜2007年 12月 シンガポール国立大学 人文社会科学部 学部長補佐
2008年 1月〜2008年 12月 立命館大学 経営学部(サバティカル)
2009年 1月〜2010年 12月 シンガポール国立大学 人文社会科学部 副学部長
2011年 1月〜現在 シンガポール国立大学 日本研究学科 学科長