漆芸企画展『いつか、さいご の一杯』
それぞれの作り手が想像したラストシーンを飾る器を,そのシーンの説明(コンセプトボード)とともに展示します。器をご覧になるだけではなく製作の背景になった作者の考え方にも触れられる展覧会になります。
今回のテーマに基づき作り手が想像とする「さいごの一杯」を巧みな技術や造形センスといった点に注目されがちな伝統工芸の世界に,“使うシーン(状況設定)から考える”新しい切り口で,既存の価値観に一石を投じる提案を目指します。
今回出品者には漆器青年会会員だけではなく木工芸を生業とされているメンバーにも協力を仰ぎ、会員だけではない違った側面からの作品も陳列します。
京都漆器青年会 とは
京都漆器工芸協同組合の下部組織で、京漆器に関わる45歳までの製造者、販売者、資材製造販売者が加入する任意団体。作品展、商品開発、研修会等、様々な活動の企画・実施をとおして、会員の資質向上を目指し、京漆器の普及に精力的に取り組む。2007年より、うるおい漆展を公募展として若手作り手のネットワーク構築を進める。1971年7月28日創立。
■開催日時:2017/2/21~2/26 11:00~22:00(最終日:16:00まで)
■開催場所:喜聞堂 アートスペース余花庵
〒604-0925 京都市中京区寺町通御池上ル上本能寺前町475(京都市役所西側)
■料 金:無料
■お問合せ:075-212-9793
■URL :http://yokaan.com/2017-0221_exhibition.html
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