ピカソ 版画をめぐる冒険
20世紀最大の巨匠パブロ・ピカソ(1881-1973年)は、その並はずれた創造力で膨大な数の作品を制作しました。時代によって自由自在に変化していく表現は、ピカソ芸術の魅力の一つに挙げられるでしょう。彼は版画制作においても豊かな才能を発揮しました。70年以上に及ぶ創作活動において2,000点近くの版画作品を制作しており、銅版画、リトグラフ、リノリウム、木版画など技法や素材も多岐にわたります。
本展では、フランス国立図書館(Bibliothèque nationale de France, BnF)所蔵のコレクションから、ピカソのさまざまな版画作品に光をあて、彼が影響を受けた巨匠たちの作品を合わせた約100点により、挑戦心あふれる独創的な表現の世界を紹介します。
フランス国立図書館
芸術的・科学的な資料を収蔵するフランス、パリにある世界的な図書館。14世紀にシャルル5世によって創立された王室文庫がその歴史の端緒にあります。コレクションの内容は多岐にわたり、書籍及び印刷物、原稿、版画、写真、地図、楽譜からコイン、ビデオ、マルチメディア、装飾品、コスチューム等にいたる1,500万点の資料を収集し、紹介しています。
フランス国立図書館版画コレクション
☆★☆★ ピカソ 版画をめぐる冒険 ☆★☆★
■開催日時:2018/09/07~10/08 10:00~20:00
■開催場所:美術館「えき」KYOTO
〒600-8555 京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
■主 催:美術館「えき」KYOTO、京都新聞
■入 場 料:一般 1000円 高大学生800円 小中学生 600円
■お問合せ:075-352-1111
■URL :http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/