「知られざる複製の実力 ~コロタイプと文化財~」★虎屋 京都ギャラリー
世界で唯一の写真印画技法・多色刷コロタイプを用いた複製が文化財保護に果たす役割をご紹介します。
コロタイプは一般的な印刷と異なり写真を版に用いた版画です。「連続諧調」と呼ばれる滑らかな表現で、墨の濃淡や日本画の繊細な筆致を余すところなく再現できます。
現在は劣化が進んでしまった高松塚古墳の発掘当時の色鮮やかな姿を再現したコロタイプ複製や、1000年前に栄華を極めた貴族、藤原道長の筆づかいが見て取れる「御堂関白記」の複製も展示。複製ならではの豪華なラインナップをお楽しみください。
また、コロタイプを用いて、羊羹写真プリントを制作。谷崎潤一郎が「陰翳礼讃」に著わした、暗がりに沈めた羊羹の瞑想的な美しさを再現します。虎屋ならではのコロタイプもぜひご覧ください。
虎屋 京都ギャラリー第20回企画展
☆★☆★☆「知られざる複製の実力 ~コロタイプと文化財~」 ☆★☆★☆
■開催日時:2019/10/26~12/1 10:00~17:00
■開催場所:虎屋 京都ギャラリー
〒602-0911 京都市上京区一条通烏丸西入 虎屋菓寮 京都一条店横
■主 催:とらや
■料 金:入場無料
■お問合せ:075-431-4736 kyotobunka@toraya-group.co.jp
■U R L:https://www.toraya-group.co.jp/