天球院 秋の特別公開 2016
「綴(つづり)プロジェクト」(正式名称:文化財未来継承プロジェクト)による梅・柳に遊禽図襖 全十四面」「竹に虎図襖 全八面」(狩野山楽・山雪筆)など金箔襖絵56面の高精細複製品が公開されている。
方丈内部には152面におよぶ障壁画があり、狩野山楽(さんらく)・山雪(さんせつ)筆による「竹虎図」、「梅遊禽図」、「籬草花図」、「牡丹・槇図」、「牡丹唐獅子図」等の金碧画を始め、「竹叭々鳥図」、「山水人物図」等の水墨画で飾られ、杉戸には二十七面にも及び彩色画が描かれており、保存状態も頗る良く創建当時の絢爛豪華さを今に伝え、日本絵画史上特筆される障壁画である。
臨済宗妙心寺派天球院は、岡山藩主池田光政(みつまさ)兄弟が、大伯母天久院(姫路城主、池田輝政公の妹)のために寛永8年(1631)から同12年(1635)にかけて建立した。
本堂は、桁行七間、粱行六間の単層入母屋造の桟瓦葺で、唐破風柿葺(こけらぶき)の玄関と共に江戸時代の禅宗方丈建築の典型として国の重要文化財に指 定される貴重なものである。
天球院 方丈障壁画 京狩野の傑作 |
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日時 |
2016年11月19日(土)〜12月4日(日) 10時~14時半(14時受付終了) |
所在地 |
右京区花園妙心寺町46 |
アクセス |
市バス、JRバス妙心寺北門下車徒歩2分 |
拝観料 |
一般600円 / 中・高校生300円 / 小学生以下無料 |
ホームページ |
http://tenq-inn.com/ |
お問い合わせ |
特定非営利活動法人 京都文化協会 京都市下京区高辻通室町西入繁昌町290 元立成徳中学校 tel 075-354-8195 |