百人一首とかるた~その誕生と広がり~
「カルタ」はもともと外来語で、室町時代にポルトガルからもたらされた遊戯具です。のちに百人一首と結びついて庶民の間に広がり、現在では「かるた」といえば「百人一首かるた」を指すまでになりましたが、江戸時代には百人一首以外にも「源氏物語かるた」や「古今和歌集かるた」など、多くの歌かるたが作られました。
また富裕層の嫁入道具として定着し、百人一首は江戸時代の女性にとって必修科目ともいえる教養でもありました。そして現在、百人一首は私たち日本人にとって最も身近で親しみやすい古典のひとつとなっています。 今回の展示では、かるたの歴史をたどるとともに、百人一首をはじめ様々な歌かるたを展示し、その魅力と広がりを紹介します。
体験・入門競技かるた講座
競技かるたを基本から学べる講座です。クイーン戦出場経験者によるデモンストレーションもありますので、競技かるた初心者、経験者問わずご参加いただけます。
- 平成29年1月22日(日)/2月19日(日)
- 10:00~12:30
- 60名(先着順)
- こちらからお申込ください
企画展
☆★☆★ 百人一首とかるた~その誕生と広がり~ ☆★☆★
■開催日時:2017/01/05 ~ 03/20 10:00~17:00
■開催場所:小倉百人一首殿堂 時雨殿
〒616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
■観覧料金:高校生以上500円 小中学生300円
■お問合せ:075-882-1111 ogura@kyo.r.jp
■U R L:http://www.shigureden.or.jp