特別展 浅井忠の京都遺産 ―京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション―
明治期を代表する洋画家、日本洋画壇の先覚者・浅井忠(1856-1907)。浅井は、明治33 年(1900)訪れたフランス・パリで図案研究の必要性を感じ、帰国後は京都高等工芸学校(現・京都工芸繊維大学)教授として図案家の育成に努めました。さらに自らも斬新なデザインの作品を発表するなど、京都の美術工芸に新たな息吹をもたらした浅井忠。京都工芸繊維大学と泉屋博古館の所蔵品からその多彩な足跡をたどります。
明治の洋画からアール・ヌーヴォーの工芸までを展観。
パリで学んだ浅井が遺した、近代京都を彩った数々の美術品を鑑賞しながら、マルシェで新緑のひとときをご家族で愉しみませんか?会場ではアーティストによる生演奏や各種ワークショップも開催。竹で組んだお茶席”帰庵”では、塩芳軒特製のお茶菓子とともに、お茶をお召し上がり戴けます。マルシェでお買い上げの方には入館料の半額割引特典も。
関連イベント
●Marché Musée ~マルシェ・ミュゼ~
美術館にマルシェがやってくる!!!
5月27日(土)・28日(日) 10時~17時●講演会「浅井忠とデザイン教育の夜明け―京都工芸繊維大学コレクションから」
日時:6月10日(土)午後1時30分~3時
講師:並木誠士氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館 館長)
内容:浅井忠ら指導者が選んだ〝教材〞を通じて彼らの理想を探ります●ゲストキュレータートーク
日時:6月24日(土)午後2時~3時
ゲスト:和田積希氏(京都工芸繊維大学美術工芸資料館 学芸員)
内容:浅井の図案資料について、歴史的見地から解説します●列品解説 各日午後2時より展示室にて学芸員が行います
6月3日(土)森下 愛子氏 「浅井忠の京都遺産―工芸を中心に」
7月1日(土)実方 葉子氏「浅井忠の京都遺産―絵画を中心に」
6月17日(土)廣川 守氏 「中国青銅器の時代」
☆★☆★ 特別展 浅井忠の京都遺産 ☆★☆★
―京都工芸繊維大学 美術工芸コレクション―
■開催期間:2017/5/20 ~7/9 10:00~17:00
休館日/毎週月曜日(祝日の場合翌平日休館)
■開催場所:住友コレクション 泉屋博古館
〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
■料 金:一般800円 高大生600円 中学生350円 小学生以下無料
■お問合せ:075-771-6411 E-Mail:info@sen-oku.or.jp
■URL :http://www.sen-oku.or.jp