志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―
現代日本の染織分野に独自の世界を展開する志村ふくみは、大正13年(1924)に滋賀県近江八幡市に生まれ、母・小野豊の影響で、織物を始めました。昭和32年(1957)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞 […]
現代日本の染織分野に独自の世界を展開する志村ふくみは、大正13年(1924)に滋賀県近江八幡市に生まれ、母・小野豊の影響で、織物を始めました。昭和32年(1957)の第4回日本伝統工芸展に初出品で入選し、その後も受賞 […]
2015年は、「琳派400年記念祭」の開催の年に当ります。本展では、この記念すべき1年に様々な場面で琳派に触れた若手作家が、琳派の美意識に向き合うことで、100年後のアートシーンにもつながる新たな琳派の創造を目指して […]
春画は江戸時代には笑い絵とも呼ばれ、性的な事柄と笑いが同居した芸術性の高い肉筆画や浮世絵版画の総称です。特に欧米では、19世紀末ジャポニスム時代以降、高い評価を得てきました。近年では、2013年から2014年にかけて大英 […]
父母らの墓石修復に寺宝展 宝蔵寺は江戸中期に活躍した絵師・伊藤若冲ゆかりの菩提寺で、劣化が進んでいた伊藤家の墓石の保存修理が完了し、若冲生誕の2月8日を記念して若冲筆『竹に雄鶏図』・『髑髏図』、若冲の弟・白歳筆『羅漢図』 […]
巨匠・望月三起也の漫画家デビュー55周年を記念し、アクションマンガ「ワイルド 7(セブン)」の原画展が開催。 映画をイメージさせる斬新でダイナミックな構図、考証に裏付けられたバイクや銃の精緻な描写等々、「ワイルド 7」は […]
〈ギャラリートーク〉 2015年 12月20日(日) 2016年 1月16日(土)、1月17日(日)、2月6日(土)、2月7日(日)、3月5日(土)、3月6日(日) いずれも14:00から開催 事前申し込み不要、無料 […]
京都工芸繊維大学の前身である京都高等工芸学校は、1902(明治35)年に誕生しました。その初代校長をつとめたのが、工学博士の中澤岩太(1858-1943)です。京都帝国大学理工科大学教授であった中澤は、京都着任以前には母 […]
戦国の世を象徴する女性「淀殿」と伝わる豪華絢爛な肖像画や、奇想の画家・曾我蕭白が描いた妖しいまでの女性像、そして近代美人画の第一人者・上村松園が描いた優美な女性たち、さらに匠の技による刀剣の美…。 本展は、美人画、武者絵 […]
自身の望む未来に向かって歩みゆく10名の若手作家たち。彼らの活動は、この展覧会が終わったあとも長く続いていくことでしょう。本展は、そうした彼らの活動のこれまでの成果を確認するとともに、その成果を鑑賞者や他の出品作家ととも […]
岩澤重夫画伯は雄大な風景画や細密な花などを描いて独自な画風を確立し、日本美術界の発展に大きく寄与しました。日展に数多くの作品を出品し文部大臣賞や日本芸術院賞を受賞し、平成21年には文化功労者に選出されましたが、同年11月 […]
各展示室の展示作品は、 天皇と公家の肖像 【2F-1 絵巻展示室】 門跡寺院の名宝 【2F-2 仏画展示室】 霊雲院の障壁画―元信芸術の粋― 【2F-3 中世絵画展示室】 華麗なる行幸行列 【2F-4 近世絵画展示室】 […]
蒔絵は大きくわけると、技術的に3つに分けられます。 漆塗りの平面へ、平に金粉や銀粉をまいて絵を描いた「平蒔絵」。 漆で絵を塗り固めた後に研ぎだした「研ぎ出し蒔絵」。 漆を肉厚に盛り上げてから金粉や銀粉をまいた「高上げ蒔絵 […]