布の道標(みちしるべ)―古裂(こぎれ)に宿る技と美―/細見美術館
今に伝わる染織遺品は、その時々最高の素材や技術を駆使して生み出され、権威や富を象徴するものでもあります。本来の役目を終えた小さな断片=裂〈きれ〉は「古裂〈こぎれ〉」とよばれ、茶の湯の世界をはじめ、美術工芸品を守り、引き立 […]
今に伝わる染織遺品は、その時々最高の素材や技術を駆使して生み出され、権威や富を象徴するものでもあります。本来の役目を終えた小さな断片=裂〈きれ〉は「古裂〈こぎれ〉」とよばれ、茶の湯の世界をはじめ、美術工芸品を守り、引き立 […]
関西の刀剣界において、昭和の名コレクター、永藤一(ながふじかず)氏の名はまず第一に挙げられるものでしょう。永氏は医学博士として製薬会社で活躍し、業界に認められた存在であるとともに、稀代の愛刀家としても広く知られていました […]
昨年3月13日に急逝されました高麗美術館第二代館長、上田正昭先生の提唱された、国を超えた民衆交流の実践と東アジアへの歴史視点は、高麗美術館の基本理念である『民際』へと受け継がれています。 1969年「日本のなかの朝鮮文化 […]
幕末から明治を生きた天才絵師、河鍋暁斎。 河鍋暁斎(1831年-1889年)は、幕末から明治の激動の時代を生きた絵師です。 3歳で初めて蛙を描いたという暁斎は、7歳で浮世絵師の歌川国芳に入門した後、狩野派に学び19歳の若 […]
わたしたちの祖先はなぜ、自らの身体を過酷な環境においてまでも危険な拡散を試みたのだろうか KAC TRIAL PROJECT / Co-Program 2017 カテゴリーB「共同開催」(展覧会事業)採択企画 京都芸術セ […]
華道発祥の地・京都で34流派の華道家が魅せる、いけばなの多彩な世界。 「京都いけばなプレゼンテーション」では、古来より芸道上達の吉日とされる6月6日(「いけばなの日」)に因み、華道発祥の地である京都から、その魅力を多くの […]
関連行事 ①講演会「マグナム70年の歩み」 日 時:2017年7月1日(土)10:30~12:00 講 師:小川潤子氏(マグナム・フォト東京支社) 会 場:3階フィルムシアター 定 員:160名(先着順) 参 加 […]
勢至菩薩は観音菩薩と共に阿弥陀如来の脇侍として比較的良く知られている尊格です。浄土宗では、元祖法然上人が勢至菩薩の化身であるという信仰を基盤に、勢至菩薩を独尊で制作しお祀りしてきました。この様な信仰は法然上人と勢至菩薩の […]
家具ショールームとアートを融合 鈴木喬子のきのこたちを関西初展示! 平山日用品店では家具ショールームとしているスペースをお勧めアーティストを紹介するギャラリースペースとして解放している。 自宅の様な雰囲気の中でアートに触 […]
古田織部重然は、利休亡き後に豊臣・徳川政権で「天下一」と称された武将茶人です。激動の桃山時代後期の茶の湯をリードした、独特の美意識を持つ古田織部好みの茶道具を年3回の展示でお楽しみ下さい。 古田織部は、徳川 […]
明治時代、金工、七宝、蒔絵などの優れた美術工芸品は、開国間もない日本にとって、文化レベルの高さや国力を世界に示す重要な産業であった。こうした優れた工芸技術を帝室の保護のもとに継承、発展させるために設けられたのが帝室技芸員 […]
万華鏡の世界大会が初めて日本で開催 現代の万華鏡は新しいアートです。 子どもの頃親しんだ経験のある方には懐かしい気持ちを起こさせることでしょう。 でも子どものおもちゃだけでなく、大人も楽しみ、味わえるアート作品、工芸作品 […]