白の牙彫☆清水三年坂美術館
明治時代、外国人の需要に応えて象牙の置物彫刻が数多く製作され、海を渡っていきました。高度な彫技によりかたどられた人物や動物などの牙彫(げちょう)作品は、象牙特有の柔らかな白色と相まって見た目にも美しく、当時、彫刻の世界は […]
明治時代、外国人の需要に応えて象牙の置物彫刻が数多く製作され、海を渡っていきました。高度な彫技によりかたどられた人物や動物などの牙彫(げちょう)作品は、象牙特有の柔らかな白色と相まって見た目にも美しく、当時、彫刻の世界は […]
春の訪れにあわせて、永々棟所蔵の享保雛、古今雛、有職雛、次郎左衛門雛など江戸時代から現代までのさまざまな雛人形をお座敷に飾って皆さまをお迎えします。 その他、精巧に作られた雛調度、ふっくらと愛らしい御所人形や市松人形など […]
菌類画ってなんでしょう? それは菌類の“花”ともいえる“きのこ”の「肖像画」。小林はそんな新しい絵の分野を切り開いた画家です。 自然の中で生きる野生きのこを描いた美しい作品は約900点。その一部はすでに植物や菌類図譜の世 […]
シリーズ展では、インドで誕生した仏教が日本に至るまでの2500年の歩みを、大きく「アジアの仏教」と「日本の仏教」に分けて通覧しています。その中で、今回は「マンダラ」を特集展示として取り上げます。 インドで生まれたマンダラ […]
20万点以上の人形を、季節ごとに展示する博物館。 江戸時代の御所人形、嵯峨人形、加茂人形、衣裳人形、伏見人形などが中心で、 国指定の有形文化財となり、普段はこれらの人形を展示しています。 お雛さまの時季には・・・・・ 宮 […]
19世紀前期に江戸で花開いた江戸琳派。酒井抱一(1761~1828)、鈴木其一(1796~1858)らが、京都で育まれた琳派様式を江戸風にアレンジし、大名から庶民まで、多くの人々を魅了しました。 細見コレクションでは早く […]
児童小説『パディントン』シリーズは、40以上の言語で翻訳・出版され世界中で愛され続けています。この物語の主人公は子ぐまのパディントン。南米のペルーからたった一匹でイギリスまで旅してきた彼が、ロンドンのとある駅でブラウン夫 […]
廣海家は、大阪府貝塚市の旧商家。米穀の廻船問屋として天保6年(1835)に開業し、肥料商、株式投資、銀行経営などで財をなし、地域の近代産業の発展に寄与しました。その広大な敷地には、間口約34mの巨大な町屋、 […]
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー(1775-1851)は、イギリスで最も偉大な画家であるのみならず、風景画の歴史のなかで最も独創的な画家のひとりです。卓越した技法によって、嵐の海景、崇高な山、穏やかな田園風景な […]
江戸中期に活躍した絵師、伊藤若冲ゆかりの寺院で、若冲筆『竹に雄鶏図』『髑髏図』、若冲の弟・宗巌(白歳)筆『羅漢図』、また新たに宝蔵寺に寄進された意冲(若冲派)筆「山水図」の作品を含む15点の作品を公開いたします。 […]
樂美術館は、1978年樂家14代覚入によって設立され、2018年で開館40周年を迎えることとなりました。 千利休が考える侘茶の創意にあう、それまでにはなかった茶碗を樂家・初代長次郎が生み出してから約450年。その長い歳月 […]
鎌倉中期成立とされる『塵(ちり)袋(ぶくろ)』という書物に「此ノ国ニカマヲバ湯ワカスウツハモノトス」と記されているように、釜は湯を沸かすための器物です。茶会を催すことを「釜をかける」ともいいますが、湯を沸かすという実用的 […]