特集展示 赤ってじつはどんな色?/京都国立博物館
展覧会の見どころ 赤色は、わたしたちにとって身近な色のひとつです。むかしの人も赤でさまざまなものをかざっていました。しかし、そこには今ではわすれられてしまった意味がこめられていたのです。この展示では、むかしの美術品を通し […]
展覧会の見どころ 赤色は、わたしたちにとって身近な色のひとつです。むかしの人も赤でさまざまなものをかざっていました。しかし、そこには今ではわすれられてしまった意味がこめられていたのです。この展示では、むかしの美術品を通し […]
京都国立博物館では毎年、展示や研究に活用するため、美術品・文化財を計画的に購入しています。また、個人の方からの厚意により、作品を寄贈いただくこともあります。今回の新収品展では、2017~2018年度に当館が新たに収蔵した […]
20世紀初頭まで数百年間にわたり栄華を極めたオスマン帝国。その象徴として敬われたのは、トルコ語で「ラーレ」と呼ばれる花、チューリップでした。帝国内で盛んに栽培され、品種改良によって2000種もの多彩な姿を見せた […]
スペイン・カタルーニャ自治州の州都バルセロナで生まれたジョアン・ミロ(1893–1983)は、故郷の自然を背景に、鳥、女性、星などをモチーフに作品を制作し独自の境地をひらきます。90歳で生涯を終えるまで奔放 […]
奈良県が生んだ日本近代陶芸の巨匠・富本憲吉(1886―1963)。郷土を代表する芸術家として、奈良県立美術館では開館以来継続してその創作活動を取り上げてきました。没して半世紀以上過ぎてなお、その作品は高く評価されています […]
近年、友治研究家の調査から、江戸中期に京都と大坂を拠点として活動した友治の姿がおぼろげながら見えてきました。今展はこれを機に永田友治の作品を集め、友治がめざしたもの、そして彼の作品の魅力や秘密について、化学分析による研究 […]
日本画家の堂本印象(1891-1975)は、生涯多くの仏画を描いています。昭和10年代(1935-44)は、印象が宗教画家として最も活躍した時期であり、その代表作として、大阪・四天王寺の五重宝塔内の仏画を手がけています( […]
心に去来する想いを言葉にしたものが詩であるならば、文字として書かれた詩は、消えゆく思いを留めより広く伝える役目を果たしてきたといえるでしょう。やがて詩は、したためられた姿そのものが観る者の目を楽しませ、心揺さぶることとも […]
明治23年(1890)に制定された帝室技芸員制度は、技量と人柄の両面において優れた美術工芸家を「帝室技芸員」に任命し、その功労を顕彰するものでした。これは古くから培われてきた美術工芸の技術を、皇室の保護のもと継承・発展さ […]
古田織部重然は、利休亡き後に豊臣・徳川政権で「天下一」と称された武将茶人です。激動の桃山時代後期の茶の湯をリードした、独特の美意識を持つ古田織部好みの茶道具を年3回の展示でお楽しみ下さい。 古田織部は、徳川 […]
松竹梅に鶴亀…縁起物として、日本のお祝い事に欠かせない植物や動物たち。 絵画の題材として、装飾のモチーフとして様々に表されてきました。 身近な動植物の性質や名前の響きに吉祥の意味を重ねて、人々は不老長寿、子孫繁栄といった […]
嵯峨嵐山文華館があるここ嵐山にも、毎年たくさんの旅行者が訪れますが、 日本において 「旅」 が一般的になったのは江戸時代のことです。 各地の美しい景色は 「名所」 となり、 一般庶民がこぞって訪れました。 歌川広重が描い […]