京都オパールと漆・ふたつの出会いが生み出す 彩輝光
大町憲治氏は蒔絵にオパールを用いた独自の漆工芸作品を生み出し、長年にわたって制作を続けてきました。 古来、蒔絵には貝殻の内側に光る部分を薄く剥いだ「螺鈿(らでん)」が用いられてきましたが、貝殻を京都オパールにおきかけた独 […]
大町憲治氏は蒔絵にオパールを用いた独自の漆工芸作品を生み出し、長年にわたって制作を続けてきました。 古来、蒔絵には貝殻の内側に光る部分を薄く剥いだ「螺鈿(らでん)」が用いられてきましたが、貝殻を京都オパールにおきかけた独 […]
山口の絶筆となった「おぼろ月に輪舞する子供達」は、まるで現世と来世を写したかのような生死を超えた永遠の世界を感じさせ、その透明感ある幻想的な作品は山口の思想を見事に表しています。 本展では山口薫の油彩や水彩、詩文など […]
岡山藩主池田光政(みつまさ)兄弟が、大伯母天久院(姫路城主、池田輝政公の妹)のために寛永8年(1631)から同12年(1635)にかけて建立した寺院、それが天球院だ。 本堂は、桁行七間、粱行六間の単層入母屋造の桟瓦葺で、 […]
寺院で名画を鑑賞。知られざる日本文化の魅力を感じる秋、2013。 西来院(せいらいいん) 【高精細複製品展示】 『八橋図屏風』尾形光琳筆/メトロポリタン美術館蔵 『江戸風俗図屏風』菱川師宣筆/フリーア美術館蔵 国宝『山水 […]
左/金魚玉図 神坂雪佳 通期展示 右/朴に尾長鳥図 鈴木其一 ※後期展示 開館より回を重ねてきた琳派展の第15弾となる本展では、高い人気を誇る神坂雪佳(1866~1942)を中心に、 鈴木其一(1796~1858) […]
京都市では,京都のまちの隆盛を支えてきた「ものづくり」のこころと,精緻を極めた職人の美と技を結集した素晴らしい伝統産業製品を多数所蔵しています。これらの収蔵品は,京都伝統産業交流センターで保管管理し,様々な場所で展示して […]
中川自身はアメリカと日本という二つの国にアイデンティティをもち、沖縄と同様に両者の間でつねに揺れ続けてきました。しかも沖縄出身の妻をもつ彼にとって、沖縄を見つめることはまさに自分自身と向き合うことでもあります。その意味で […]
上村松園,西村五雲,石崎光瑤,榊原紫峰,土田麦僊, 村上華岳,小野竹喬,福田平八郎,徳岡神泉 京都画壇の精華を集めた特別展を開催中! 絵画は作家が夢想した その作家独自の世界に 観る人を誘い, 世界を共有したい,との […]
本展の”円鏡平螺鈿背第5号”ほか出陣65件の宝物(初公開宝物16件)は、調度,楽器,伎楽面,遊戯品,装身具,染織,文書など宝物全体が概観できるような構成となっています。聖武天皇御遺愛品としては「円 […]
皇室ゆかりの近代絵画・工芸の名品が一堂に。 京都のみの開催、どうぞお見逃しなく! 本展は、代々の皇室に引き継がれてきた美術品群が国に寄贈されたことを受け、平成5(1993)年に開館した宮内庁三の丸尚蔵館が所蔵する美術工芸 […]
16世紀後半から17世紀初頭にかけてのおよそ半世紀は、日本の中世から近世へと移り変わった時代であります。 西洋の大航海時代の影響を受け、政治・経済・社会・文化の各面において、東アジアで大きな変化が重なりました。このおよそ […]
色彩と文様が織りなす王朝びとの華麗なファッション 百人一首は、飛鳥時代から鎌倉時代に活躍した歌人の秀歌撰です。歌人たちはそれぞれ生きた時代の文化や風俗の中で生活し、心に浮かぶさまざまな感情を31文字の和歌にしたためました […]