日本の表装-紙と絹の文化を支える★京都大学総合博物館
東アジアには、絵画や書と一体となって、作品を引き立て、かつ、保存に役立つ表装の文化があります。紙や絹を用いた作品を、表装により大切に守り美しく彩る営みは、日本においても古代に始まり、現在にいたるまで、独自の美と技術を育んできました。この展覧会では、その美しさと歩みをたどり、表装の技術と、技術の進歩を支えた修理をめぐる思想の到達点をご紹介します。
絵画や書、古文書など、紙や絹を用いた歴史的遺産を未来に伝えるための修理の技術は、この40年程の間に格段の進歩を遂げました。なぜ残すのか。 どのように残すのか。文化財の修理では、二つと無い個性を持った作品を、歴史や素材など様々な角度から分析し、最善の方法を追求します。本会場では、表装を用いた文化財修理の最前線をご覧いただきます。
関連展覧会 「日本の表装-掛軸の歴史と装い-」京都文化博物館
平成28年度特別展
☆★☆★ 「日本の表装-紙と絹の文化を支える」 ☆★☆★
■開催日時:2017/1/11~2/12 9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日/月・火曜日(平日・祝日にかかわらず)
■開催会場:京都大学総合博物館
〒606-8501 京都市左京区吉田本町
■入 場 料:一般400円 高大生300円 小中学生200円
■お問合せ:075-753-3272 E-Mail:info@inet.museum.kyoto-u.ac.jp
■URL :http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/