生誕110年 東山魁夷展 / 京都国立近代美術館
東山魁夷は、清澄で深い情感をたたえた風景画により、戦後の日本画の世界に大きな足跡を残しました。自然と真摯に向き合い、思索を重ねながらつくりあげたその芸術世界は、日本人の自然観や心情までも反映した普遍性を有するものとして評価されています。
明治41年(1908)、横浜に生まれた東山魁夷は、東京美術学校を卒業し、ドイツ留学の後、太平洋戦争への応召、肉親の相次ぐ死といった試練に見舞われますが、そうした苦難のなか風景の美しさに開眼し、戦後はおもに日展を舞台に「残照」や「道」といった風景画の名作を数多く発表しました。
本展は生誕110年を記念し、戦後の日本を代表する国民的画家と謳われた東山魁夷の画業を代表作でたどるとともに、東山芸術の記念碑的大作「唐招提寺御影堂障壁画」が特別出品されます。東京では10年ぶり、京都では30年ぶりに開催される本格的な回顧展となります。
関連イベント
- 講演会「鑑真和上の教えと東山魁夷画伯」
- 日時:9月1日(土)午後2時~3時
- 講師:西山明彦師(唐招提寺 長老)
- 会場:京都国立近代美術館 1階講堂
- 定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
- 参加費:無料(本展の観覧券が必要です)
- 講演会「窓と帽子―東山魁夷を読み解く」
- 日時:9月8日(土)午後3時~4時30分
- 講師:野地耕一郎(泉屋博古館 分館長)
- 会場:京都国立近代美術館 1階講堂
- 定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
- 参加費:無料(本展の観覧券が必要です)
- 講演会「東山魁夷―市川からの旅立―『残照』『道』制作のころ」
- 日時:9月23日(日)午後2時~3時30分
- 講師:河合正朝(千葉市美術館館長)
- 会場:京都国立近代美術館 1階講堂
- 定員:先着100名(当日午前10時より1階受付にて整理券を配布します)
- 参加費:無料(本展の観覧券が必要です)
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日本画ワークショップ『開いてびっくり!魁夷の世界』
- 日時:9月15日(土)①午前10時~12時、②午後2時~4時
- 対象:小学生以上、どなたでも(事前申込制・先着順)
☆★☆★ 生誕110年 東山魁夷展 ☆★☆★
■開催日時:2018/8/29~10/8 9:30~17:00
金曜日、土曜日は午後9時まで開館
休館日/毎週月曜日 9/18(火)、9/25(火)
※ただし9/17(月)、9/24(月)、10/8(月・祝)は開館
■開催場所:京都国立近代美術館
京都市左京区岡崎最勝寺町(岡崎公園内)
■料 金:一般1500円 大学生1100円 高校生600円 中学生以下無料
■主 催:京都国立近代美術館 日本経済新聞社 テレビ大阪
■お問合せ:075-761-4111
■U R L:http://www.momak.go.jp/
http://kaii2018.exhn.jp/