日本初・重文九品が一堂に☆極☆大茶の湯釜展/MIHO MUSEUM
茶会を催すことを「釜をかける」というほどに、釜は茶の湯における重要な道具の一つです。本展では、重要文化財に指定されている9点の釜すべてが一堂に会します。釜には国宝は存在しないことから、日本初の最上級の逸品が勢ぞろいする展覧会となります。
また、信長・秀吉・利休・織部などが愛でたと伝わる釜も勢ぞろいする初の機会となります。先人たちによって守り継がれてきた名品たちの息吹を、二度とないであろうと思われる今展でお楽しみいただけます。
本展は「茶の湯釜」の研究者である原田一敏氏(東京芸術大学大学美術館教授・元東京国立博物館金工室長)の監修により構成され、芦屋釜・天明(てんみょう)釜に加え、利休の釜師として知られる辻与次郎の釜など初期の京釜や、江戸時代の釜にも焦点を当て、奈良時代から近世までの釜の変遷を展望します。
夏季特別展
☆★☆★☆☆ 極(きわみ) 大茶の湯釜展 -茶席の主- ☆★☆★☆
■開催日時:2016/6/4~7/31 10:00~17:00
休館日/月曜日 ※ただし※7/18は開館、7/19は休館
■開催場所:MIHO MUSEUM
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
■主 催:MIHO MUSEUM、京都新聞社
■料 金:一般1100円 高大生800円 小中生300円
■お問合せ:0748-82-3411
■U R L:http://mihojp/