秋の特別展「桃山の煌めき」★ 高台寺「掌美術館」
桃山時代は、新しい価値観の転換期であった。戦乱から全国統一へ向かった時代で、城郭、邸宅、寺院などの大建築の造営がおこなわれ、豪華な諸道具が製作された。当時、海を渡ってきた南蛮文化の影響を受けて、日常的に用いる調度品の意匠にも新しい感覚を取り入れている。それらの品々は、今見ても新鮮で力強い。また国内の統一が進むと王朝文化再生の気運も興り、文化に華やかさが加わった。
豊臣秀吉と北政所、そしてその周辺の人々は桃山文化の中心的な担い手であった。この展覧会では高台寺に伝来した品々を通して、秀吉と北政所がくらした当時の文化の煌めきを紹介する。
◆会期中の重要文化財の公開
西王母蒔絵交椅(重要文化財)
菊桐蒔絵提灯(重要文化財)
秋の特別展
☆★☆★ 「桃山の煌めき」 ☆★☆★
■開催日時:2017/9/16~12/17 9:30~18:00
*10/21(土)~12/10(日)は午後9時30分まで開館。
■開催場所:高台寺「掌美術館」
〒605-0825 京都市東山区高台寺下河原町530 京・洛市「ねね」2階
■入 館 料:高台寺掌美術館 300円
3ヵ所共通割引拝観券(高台寺、高台寺掌美術館、圓徳院)900円
■お問合せ:075-561-1414
■U R L :http://www.kodaiji.com/museum/