黒から玄へ MAYA MAXX展☆何必館・京都現代美術館
MAYA MAXXの創作の軌跡を10年に渡って紹介するこの展覧会も、今年で8回目を迎えます。
本展覧会のテーマは「黒から玄へ」です。前回の展覧会から約2年間、MAYA MAXXは絵を描くことができませんでした。
思うように描けない日々の中で、MAYA MAXXの作品は、絵具の層が何層にも重なり、何枚描いても最終的には、真っ黒な画面になってしまいます。しかし、「黒」とは根源的な色であり、一番色彩豊かな色ともいえ、また「玄」は「宇宙の色」「万物の根源」という意味を持ちます。
MAYA MAXXは、「悩むことを手放さず、その先にある真の強さを掴み取る」という答えに辿り着いたと言えます。絵を描くという行為は、重ねることと、そぎ落とすことのせめぎ合いといえます。それは「悩む力」として、作品にも反映されているのではないでしょうか。
本展では六曲一双の屏風作品をはじめ、100号の連作など、約50点の新作を展覧します。
会期中にはライブペインティングやギャラリートーク、そしてサイン会も開催されます。
☆★☆★ 黒から玄へ MAYA MAXX展 ☆★☆★
■開催日時:2017/2/3~3/26 10:00~18:00
休館日/月曜日 (祝日は開館/但し、3/20は開館)
■開催場所:何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271
■入 場 料:一般1000円 学生800円
■お問合せ:075-525-1311 mailto:kaahitsukan@kahitsukan.or.jp
■U R L :http://www.kahitsukan.or.jp