展覧会 『The Point in Front Is Not the Point in Front Is Not』
HAPS 連携企画 ユーディット・ゼング×谷中佑輔 展
東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)と連携して開催する本展は、現在ベルリンに拠点をおく二人のアーティスト、ユーディット・ゼングと谷中佑輔による、パフォーマンスと彫刻の関係性を巡る展覧会です。
ゼングは昨年、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川のレジデント・アーティストとして京都に滞在しました。谷中は HAPSスタジオでの活動を経て、現在ベルリンでコンテンポラリーダンスを学んでいます。
二人は、それぞれの関心から、空間、物質、身体が相互に干渉し合う構造をつくりだす作家であるといえます。そこでは、彫刻あるいはインスタレーションと身体の動きは、別のものではなく、等しく、あるプロセス、ある関係性を示しており、それは行為遂行的なものとして思考するための場の構成を可能とするものです。
ゼングは昨年、ゲーテ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川のレジデント・アーティストとして京都に滞在しました。谷中は HAPSスタジオでの活動を経て、現在ベルリンでコンテンポラリーダンスを学んでいます。
二人は、それぞれの関心から、空間、物質、身体が相互に干渉し合う構造をつくりだす作家であるといえます。そこでは、彫刻あるいはインスタレーションと身体の動きは、別のものではなく、等しく、あるプロセス、ある関係性を示しており、それは行為遂行的なものとして思考するための場の構成を可能とするものです。
ゼングは、昨年に出会った茶道をふまえ、その儀式性をコレオグラフィとして捉え直すことに今回の作品の着想を得ています。一方、谷中は、彫刻とパフォーマンスとの間をつねに往還しつつ、そこに立ちあらわれる関係性を一つの「持続」として生起させようと企図しています。
本展は、異なる文化的背景や経験を持つ二人による、二つの異なるアプローチが隣り合うことで、鑑賞者に新たな対話と思考の空間を開くことを期待しています。
■谷中佑輔 パフォーマンス
日時:7月13日(木)17:00 – 18:00
7月17日(月・祝)17:00 – 18:00
7月23日(日)17:00 – 18:00
7月30日(日)17:00 – 18:00
8月 6日(日)17:00 – 18:00
8月13日(日)17:00 – 18:00
会場:ギャラリー 南
料金:無料
※事前申込不要、途中入退場自由
※展示入場無料(一部イベントのみ有料・予約制)
お申し込みはこちら
展覧会
☆★☆★ 『The Point in Front Is Not the Point in Front Is Not』 ☆★☆★
■開催日時:2017/7/13~8/13 10:00〜20:00
※7/14- 7/16は祇園祭のため 17:00 閉館
■開催場所:京都芸術センター ギャラリー 北・南
〒604-8156 京都市中京区室町通錦小路上ル京都芸術センター北隣
■入 館 料:無料
■お問合せ:075-213-1000
■URL :http://www.kac.or.jp/events/21526/