華めく洋食器★細見美術館
大正 8(1919)年に大倉孫兵衛、和親父子によって創設された大倉陶園は、日本を代表する洋食器メーカーとして世界に誇る作品を生み出してきました。
「良きが上にも良きものを」の理念のもと生産される磁器は、フランスのセーヴルやドイツのマイセンなど西洋の名窯にも比肩する高い品質を有していると評価されています。品格を備えた洋食器は、皇室をはじめ、数多くの文化人や財界人に愛されたほか、老舗ホテルやレストランでも供され、日本の洋風文化の一翼を担ってきました。
陶磁器に出会うシリーズ9回目の本展では、草創期から現在までの作品を通して、その優れたデザインや品質を紹介するとともに、日本の洋食器文化における同園の役割を探ります。また、最新の調査結果を反映し、これまで知られることのなかった創業当時など戦前の様子を伝える貴重な資料をご覧頂きます。さらに、当館のロゴや琳派展のグラフィックを行なってきた仲條正義氏デザインの大倉陶園の洋食器の特別展示なども併せて行います。
【前期】1月7日~2月16日/【後期】2月18日~3月29日
☆★☆★ 華めく洋食器 大倉陶園100年の歴史と文化 ☆★☆★
■開催日時:2020/1/7 ~3/29 10:00~18:00
休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌火曜日休館)
■開催場所:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
■料 金:一般1400円(1300円) 学生1100円(1000円)
■お問合せ:075-752-5555 info@emuseum.or.jp
■URL :http://www.emuseum.or.jp/index.html