「フレンドピースハウス―ハワイから同志社へ―」
フレンドピースハウス(FRIEND PEACE HOUSE)は、1936年(昭和11)にフレンドピース奨学金制度の設立者であるハワイのセオドア・リチャーズ(Theodore Richards)夫妻が同志社病院長を務めたジョン・C・ベリー(John Cuting Berry)が住んでいた教師館の土地の一部と建物を同志社から購入し、改修して設立された施設です。土地と建物は同志社に委託され、ディレクター(寮監)のもと、上記の奨学金制度により派遣された日系二世のフェロー(奨学生)と、同志社の日本人学生が共同生活を営む施設として始まりました。
フレンドピースハウスは2018年(平成30)に解体されました。それに伴い、本センターは建築部材や調度品の一部を資料として受け入れました。同時に、1920~40年代のフレンドピースハウス関係の文書資料の調査も進めてきました。本展は解体前のフレンドピースハウスの実像を伝えるとともに、フレンドピースハウス設立の経緯および草創期の歴史を辿ります。
第20回企画展
☆★☆★☆ 「フレンドピースハウス―ハワイから同志社へ―」 ☆★☆★☆
■開催日時:2019/10/1~12/1 10:00~17:00
休館日/月曜、日曜、祝日
■開催場所:ハリス理化学館同志社ギャラリー
〒602-8580 京都市上京区今出川通烏丸東入 同志社大学今出川キャンパス内
■料 金:無料
■お問合せ:075-251-2716
■U R L:http://harris.doshisha.ac.jp/