KG+ ブリュノ・フォンタナ個展「 SILENT FORMS」
KG+はKYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)のサテライトイベントとして、これから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年にスタートしたアートフェスティバルで、ブリュノ・フォンタナ個展「SILENT FORMS」がワコールスタディホール京都で開催されている。
1930年代以降、穀物サイロ(貯蔵庫)はフランスの田園風景の一部として静かにたたずんでいる。
農家にとって、サイロは彼ら自身の労働の成果を貯蔵し、保存するための最も重要なものである。力強く、トーテムのように直立したこの奇妙な形の物体は、一方では農村風景への災いとみなされ、他方では彫刻として賞賛の対象となる。このような緊張関係の中で、フォンタナはサイロという建造物をその文脈から引き上げ、彫刻物と同様に扱うことで親密で細やかな観察へと誘うのである。
ブリュノ・フォンタナ | Bruno Fontana
ブリュノ・フォンタナは、1977年パリ生まれ。現在パリを拠点に制作活動を行う。観察と実験に基づいた表現は、都市表象と景観環境の二つの要素にまたがり、景観解釈に問いを投げかける。アルル国際写真フェスティバル(2017)、アート・オン・ペーパー(2018 ニューヨーク)、フォト・ロンドン(2018)など多数出展。
主な受賞歴に、SFRヤングタレント賞(2013)、トゥールーズMAPフェスティバル賞(2016)など。
- ブリュノ・フォンタナ個展「 SILENT FORMS」
- KG+
- 会期
- 9月18日(金)~10月30日(金)月曜~金曜
10:00-20:00 - 場所
- ワコールスタディホール京都 ギャラリー
京都市南区西九条北ノ内町6 ワコール新京都ビル1、2階
京都駅八条口より徒歩7分 - 入場料
- 無料
- 問い合わせ
- KG+事務局
info_kgplus@kyotographie.jp
ワコールスタディホール京都
075-556-0236 - 参照web
- https://www.wacoal.jp/studyhall/gallery/event/article142329