高台寺初秋の特別展「バロン吉元 画侠展」
漫画家、画家のバロン吉元氏の活動50周年を記念した作品展が、初秋の特別展として高台寺で開催される。
バロン吉元氏は、劇画ブームの全盛期を築いた劇画家の一人として、現在活躍中の漫画家にも多大な影響を与える。
同作品展では、代表作「柔侠伝」シリーズをはじめ、「どん亀野郎」「殴り屋」など、バロン吉元氏が描く作品の数々が展示されるほか、オリジナルデザインの襖絵の奉納も拝観できる。
- バロン吉元 画侠展
- 日時
- 平成29年9月2日(土)~10月15日(日)
午前9時~午後5時30分(午後5時・受付終了) - 場所
- 高台寺 方丈/襖絵(オリジナルデザイン)奉納
北書院/作品展 - 料金
- 無料 ※通常の拝観料(大人600円、中高生250円)に含みます
- 主催/問い合わせ
- 高台寺
京都市東山区高台寺下河原町526番地
tel:075-561-9966
【後援】京都府、京都市、京都商工会議所、(公社)京都府観光連盟 、(公社) 京都市観光協会、
(公財)京都文化交流コンベンションビューロー、京都国際マンガミュージアム - 参照web
- https://www.kodaiji.com/topic/103.html
バロン吉元 氏 プロフィール
漫画家、画家。旧満州生まれ、鹿児島県指宿市育ち。高校時より画家を志し、上京。武蔵野美術大学西洋画科、セツ・モードセミナーへ入学。1959年の漫画家デビュー後、1970年代にかけて巻き起こった劇画ブームの全盛期を築いた劇画家のひとりとなり、代表作である「柔侠伝」シリーズ、「どん亀野郎」「殴り屋」等、多数の作品を発表。しかし人気絶頂であった1980年、全ての連載を終わらせ単身渡米、マーベル・コミックで執筆。帰国後は漫画と並行して一枚絵の制作を始める。2003年、文化庁指名により第一回文化庁文化交流使としてスウェーデンへ赴任。現在に至るまで国内外で展覧会を開催。2017年は「バロン吉元50周年」のアニバーサリーイヤーとなる。