Baron 住友春翠-邸宅美術館の夢
京都の徳大寺家から、15代当主を継ぐべくして住友家にはいった春翠。現在の住友各社の前身を次々に起業し、大正10年(1921)住友合資会社を設立するなど、住友グループの基礎を築きました。一方で実兄であり、同じく西園寺家へ入った公望の影響もあり、その視線は広く海外へ向けられます。海外の資産家による文化貢献活動を目にした春翠が行ったこととは・・・
本展では、明治時代の青壮年期の春翠にスポットをあて、迎賓施設、そして休日のすまいとした海辺の洋館「須磨別邸」を中心に、春翠の蒐集した美術品の数々と、文化貢献の志が紹介されています。
講演会
9月13日(日)「海外における陶磁器蒐集と煎茶-住友春翠の時代-」
彬子女王殿下(京都産業大学日本文化研究所研究員)
午後1時30分~ (講堂)
*当日観覧料が必要です。当日先着100名様まで。
列品解説
9月19日(土)「中国青銅器の時代」
9月26日(土)「Baron住友春翠」
10月10日(土)「住友家の須磨別邸」
午後2時~ 当館学芸員(展示室)
*いずれの回も当日観覧料が必要です。
*青銅器館の展示は、毎日ミュ-ジアムボランティアによる解説があります。
生誕150年記念 第1部
☆★☆★ Baron 住友春翠-邸宅美術館の夢 ☆★☆★
■開催期間:2015/9/5 ~10/12 10:00~17:00
休館日/毎週月曜日(祝日の場合、翌平日休館)
ただし9/21、10/12は開館し、9/24は休館
■開催場所:住友コレクション 泉屋博古館
〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
■料 金:一般730円 高大生520円 小中生310円
■お問合せ:075-771-6411
■URL :http://www.sen-oku.or.jp