没後40年 バーナード・リーチ展/大山崎山荘美術館
バーナード・リーチ(1887-1979)の没後40年を記念する展覧会を開催いたします。
画家を目指していたリーチは、日本で陶芸に出合い、その奥深さに魅了されます。また、民藝運動を提唱した柳宗悦や、のちに運動の担い手となる河井寬次郎、濱田庄司と交流を深めました。日本で作陶を学んだリーチは、濱田を伴い、イギリスのセント・アイヴスで困難の末に窯を築いて同地を拠点とします。以降もたびたび来日し、京都、益子(ましこ) (栃木県)などの窯を訪れて作陶を続け、日本やイギリス各地の伝統的な技法を自らの作品にとり入れて昇華させ、近代陶芸を代表する陶芸家となりました。
民藝運動を黎明期から篤く支援したことで知られる、アサヒビール初代社長山本爲三郎(ためさぶろう)は、生涯にわたりリーチと親交をむすびました。本展では、山本家から寄贈され、開館以来当館所蔵品の軸である山本爲三郎コレクションを中心に、山本の自邸に建てられ初期民藝運動の拠点となった「三國荘(みくにそう)」や、山本が大阪ロイヤルホテル(現・リーガロイヤルホテル(大阪))に開設した「リーチバー」ゆかりの作品、柳、民藝運動の作家たちとの交流を示す貴重な作品などを含む、約100点を一挙に公開いたします。
☆★☆★ 没後40年 バーナード・リーチ展 ☆★☆★
-山本爲三郎コレクションより
■開催日時:2019/3/21~6/9 10:00~17:00 (入館16:30まで)
休館日/月曜日 (月曜祝日は翌火曜)
ただし4/29(月)、5/6(月)は開館 ※振替休館日は5/7(火)
■開催場所:アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎小字銭原5-3
■料 金:一般900円 高大生500円 中学生以下無料
■お問合せ:075-957-3123
■URL :http://www.asahibeer-oyamazaki.com/